合衆国の棉花金融史研究
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はしがき
序説 イギリスの綿工業と合衆国の棉花プランテーション
1 世界市場を基盤としたイギリスの綿工業
2 世界経済体制のなかでの合衆国の経済の地位
3 合衆国南部の農業の構造的な特徴
Ⅰ 委託荷販売制度と棉花ファクター制度
1 イギリスの貿易分野の委託荷販売制度
2 棉花ファクター制度
3 棉花輸出の委託荷販売制度
Ⅱ 棉花金融と合衆国の銀行制度
1 銀行の設立の契機と設立にあたっての資金調達の特徴
2 銀行と棉花プランテーション経済
3 銀行とマーチャント・バンカー
Ⅲ 棉花ファクター制度をとりまく諸条件の変化
1 委託荷販売制度の変容と1837年恐慌
2 合衆国の銀行による棉花投機
3 棉花ファクター間の競争の激化
Ⅳ 棉花金融に及ぼした南北戦争の影響
1 ヨーロッパと合衆国北東部における〈棉花飢饉〉の発生
2 プランターとファクターの対応
Ⅴ 棉花金融の新形態である荷為替信用制度
1 棉花の現地買い付け方式の普及
2 収穫物先取特権制度の成立
3 世界金融市場を基礎とした荷為替信用制度
結び
≪参考文献≫
統計表一覧
索引