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ハイテクストレスと教育に関する基礎研究

定価: 17,600 (本体 16,000 円+税)
ハイテク社会における子どもの身辺変化について調査・分析すると共に、機器の利活用で生じるストレスや精神的疲労、心的変化の心理的・生理的な測定方法を追究。

【著者略歴】
山岸正明(やまぎし まさあき)
鳥取大学教育学部教授
1968年広島大学大学院修士課程修了、理学博士
研究分野:情報教育工学、プラズマ分光学

椎名 健(しいな けん)
鳥取大学教養部教授
1973年ペンシルバニア州立大学大学院博士課程修了
研究分野:認知心理学、障害発達心理学

遠藤盛男(えんどう もりお)
鳥取大学教育学部教授
1972年東北大学大学院博士課程修了、教育学博士
研究分野:教育制度、生涯学習

寺本和則(てらもと よしのり)
前鳥取大学教育学部教授
1973年広島大学大学院修士課程修了
研究分野:音楽科教育
目次を表示します。

第1部 ハイテク社会における児童・生徒の音楽環境と音楽教育 児童・生徒の意識調査 
 第1章 小・中学生に対する小規模意識調査
  1-1 目的
  1-2 調査と処理
  1-3 結果と考察
  1-4 まとめ
 第2章 全県下における調査:小学2年生と5年生児童
  2-1  目的
  2-2   調査と処理
  2-3-1 結果と考察:単純集計
  2-3-2 クロス集計
  2-4  まとめ
 第3章 全県下における調査:中学2年生生徒を対象として
  3-1  目的
  3-2  調査と処理
  3-3-1 結果と考察
  3-3-2 クロス処理
  3-4  まとめ
第2部 ハイテク機器使用による疲労・ストレスに関する心理・生理学的基礎研究 
 第4章 疲労・ストレス解消に関する心理・行動学的研究
  4-1  目的
  4-2  疲労解消に関するアンケート調査
  4-2-1 アンケートの基礎的結果
  4-2-2 年齢別統計
  4-3  ハイテク作業とBGM効果
  4-3-1 実験
  4-3-2 結果と考察
  4-4  まとめ
 第5章 疲労・ストレスの生理学的基礎研究
    体感音響装置(ボディソニック)の生体信号
  5-1  目的
  5-2  測定装置
  5-2-1 処理用プログラム
  5-2-2 生体信号の測定方法
  5-2-3 実験
  5-3  結果と考察
  5-4  まとめ
 第6章 コンピュータ使用時における生体信号
  6-1  目的
  6-2  測定装置
  6-2-1 MV(Microvibration)
  6-2-2 生体信号測定
  6-2-3 実験
  6-3  結果と考察
  6-3-1 リラックス時
  6-3-2 コンピュータ操作模倣時
  6-3-3 コンピュータ操作時
  6-3-4 ストレスとMV
  6-4  まとめ
  6-5  附図
 第7章 ストレスの指標としての気分測定
  7-1  目的 
  7-2  実験
  7-2-1 気分尺度
  7-2-2 気分尺度の得点処理
  7-2-3 測定手順
  7-2-4 被験者
  7-2-5 実験環境と被験者の活動
  7-3  結果と考察
  7-3-1 コンピュータ作業前後の気分変化とリラックス前後の気分変化
  7-3-2 歩行運動前後の気分変化
  7-3-3 個人の気分変動
  7-4  まとめ 
  7-5  附録
あとがき
著者山岸正明・椎名健・遠藤盛男・寺本和則 著
発行年月日1995年03月31日
頁数326頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0924-1