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戦後教育改革と指導主事制度

定価: 14,850 (本体 13,500 円+税)
日米の資料を用いて、占領下における指導主事制度の誕生と指導主事の養成、旧教委法下の指導主事制度の実態を実証的に分析し、地教行法による改編の意味を究明。

【著者略歴】
高橋寛人(たかはし ひろと)
1957年 東京都に生まれる
1980年 東北大学教育学部卒業
1985年 東北大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学
1985年 横浜市立大学文理学部専任講師
1989年 横浜市立大学文理学部助教授
1994年 博士(教育学)
1995年 横浜市立大学国際文化学部助教授を経て、
現在 横浜市立大学国際文化学部教授
目次を表示します。
序論
第1部 指導主事制度の創設
 序章
 第1章 敗戦直後の地方における視学制度改革
  第1節 教員組合の視学制度改廃要求
  第2節 都道府県における視学制度改革の動き
  第3節 労働協約の締結と視学任免への組合関与
  第4節 視学任免に対する組合関与の問題点
 第2章 初期の視学制度改革構想
  第1節 第一次米国教育使節団および日本側教育家委員会の勧告
  第2節 地方教育行政の改革と視学制度改革
 第3章 視学の再教育と視学制度の改革
  第1節 視学官講習会
  第2節 視学協議会の計画
  第3節「従来の視学制度の反省と改正要点」および「視学の教育活動に
     関する件」
  第4節『指導主事の手引』
  第5節 Hollingsheadと米国視学制度
  第6節 視学協議会の開催と視学自身の改革意見
 第4章 教育委員会法の制定と指導主事制度の誕生
  第1節 教育委員会法案の最終立案過程
  第2節 指導主事制度の誕生
 結章
第2部 指導主事の養成
 序章
 第1章 指導主事免許制度
  第1節 指導主事免許制度の創設過程
  第2節 指導主事の免許資格
 第2章  IFELの開催
  第1節 I FELの目的
  第2節 受講者の選考と日教組の対応
  第3節 I FELの経過
  第4節 ワークショップ
  第5節 日米の協働と米人講師
  第6節 教育民主化政策におけるIFELの位置と機能
 第3章 IFELにおける指導主事の養成
  第1節 指導主事講習の経緯
  第2節 指導主事講習の内容
  第3節 IFELと指導主事の資格および指導主事団体の結成
 第4章 『指導主事の職務』
  第1節 『指導主事の職務』の編纂過程
  第2節 『指導主事の職務』の内容
 結章
第3部 指導主事制度の実情と改編
 序章
 第1章 旧教育委員会法下における指導主事制度
  第1節 任意設置下における指導主事の設置状況
  第2節 全面設置以後における指導主事の設置状況
  第3節 旧教育委員会法下における指導主事の活動
 第2章 指導主事制度の改編
  第1節 指導主事免許制度の廃止
  第2節 地教行法の制定
  第3節 地教行法制定後における指導体制の強化
  第4節 1958年の学習指導要領改訂と指導主事制度
 結章
結論
あとがき
索引
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者高橋寛人 著
発行年月日1995年02月28日
頁数348頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0921-0