井上毅の教育思想
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20,350
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序 章 問題の所在
第一章 思想的基盤の形成
はじめに
第一節 必由堂の教育
第二節 木下塾の学問と教育
第三節 藩黌時習館居寮生時代
第四節 フランス学の研修と安井息軒の三計塾
第五節 欧州視察旅行
第二章 井上毅における国体教育主義思想の形成
第一節 問題の所在
第二節 元田永孚の儒教的教学思想と井上毅の開明性
一 元田永孚の儒教的教学思想
二 井上毅の思想的開明性
第三節 自由民権運動に対する井上毅の保守性と国体教育主義の萌芽
一 自由民権運動と井上毅の保守性
二 国体教育主義の萌芽
第四節 ドイツ国家主義への傾倒
一 井上毅のドイツ国家主義への傾倒
二 ドイツ国家主義への傾倒と国体教育主義
第五節 井上毅のキリスト教観と国体教育主義
一 井上毅のキリスト教観とその思想的影響
二 井上毅の国体教育観
第三章 教育勅語と井上毅
第一節 問題の所在
第二節 中村正直の教育勅語観と井上毅
第三節 元田永孚の教学思想と井上毅
第四節 井上毅の国体教育主義と教育勅語
一 問題の所在
二 井上毅の国体観と小中村清矩・池辺義象
三 井上毅における国体と教育との関係
四 教育勅語と井上毅
第四章 文部大臣井上毅の文教思想
第一節 井上文相の教育思想
第二節 幼児教育観
第三節 中等教育観
第四節 女子教育観
第五節 実業教育観
結語
あとがき