アメリカ社会科教育成立史研究
定価:
38,500
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序章 本研究の意義と方法
第一節 研究主題
第二節 本研究の特質と意義
第三節 研究方法と本論文の構成
第一章 歴史教育改革運動
第一節 改革運動の課題と展開
第二節 科学的歴史教育論(一)―方法主義―
一 シェルドン・バーンズの歴史教育論
二 フリングとコールドウェルの歴史教授法論
第三節 科学的歴史教育論(二)―内容主義―
一 NEA一〇人委員会の歴史教育論
二 NEA一五人委員会の初等歴史教育論
三 ケンプの初等歴史教育論
四 AHA七人委員会の中等歴史教育論
五 サモンの歴史科課程論
六 ボーンの歴史教育論
七 AHA八人委員会の初等歴史教育論
八 ブリスの初等学校歴史科学習指導要領
九 AHA五人委員会の中等歴史教育論
第四節 文学的歴史教育論―C・A・マクマリーの初等歴史教育論―
一 マクマリーの活動
二 初等教育における歴史科の位置
三 歴史科の目標と教授原理
四 歴史科の内容編成
五 第四・五学年の内容と方法
六 第六・七・八学年の内容と方法
七 パーカーによる批判
八 歴史的意義
第五節 科学的歴史教育論(三)―本質主義―
一 メイスの初等歴史教育論
二 ジョンソンの歴史教育論
第六節 機能的歴史教育論
一 デューイの歴史教育論
二 ライスの初等学校歴史科課程論
三 ロビンソンの歴史学理論と中等歴史教育論
四 歴史教育改造論―社会科学教授としての歴史教育―
第七節 改革運動と社会科歴史
第二章 公民的科目教育改革運動
第一節 改革運動の課題と展開
第二節 公民統治科論
一 NEA一〇人委員会の公民科論
二 NEA一五人委員会の初等学校公民科論
三 AHA七人委員会の公民科教育論
四 APSA五人委員会の公民科教育論
五 AHA五人委員会の中等学校公民科論
六 公民統治科の教科書
第三節 都市公民科論
一 NML都市政治教授委員会の公民科教育論
二 AHA八人委員会の初等学校公民科教育論
三 シェパードの都市公民科論
四 バーナードの公民科論
第四節 社会公民科論
一 ドールの公民科教科書
二 ダンの公民科教育論
三 グッドウィンのコミュニティ・シヴィックス論
第五節 経済学教育論
一 経済学教育廃止論―NEA一〇人委員会―
二 経済学教授論―ラフリン―
三 経済教授論
第六節 社会学・社会科学教育論
一「社会学」「社会科学」「社会科」
二 社会科学教育論
第七節 ハソプトン・インスティテュートの社会科
一 ハンプトン・インスティテュートとジョーンズ
二 社会科の目標
三 社会科の内容・方法
四 歴史的背景と意義
第八節 改革運動と社会科公民、社会科社会、社会科
第三章 地理教育改革運動
第一節 改革運動の課題と展開
第二節 自然地理教育論
一 パーカーの初等地理教育論
二 NEA一〇人委員会地理専門委員会の地理科課程論
三 NEA一五人委員会の初等地理教育論
四 NEA大学入学要件委員会自然地理小委員会の中等学校地理科課程論
五 ドッジの初等地理教育論
六 自然地理の衰退
第三節 人文地理教育論
一 マクマリーの初等地理教育論
二 中等学校地理科改革論
第四節 社会地理教育論
一 チェンバリンの初等学校地理科論
二 ホイットベックの地理教育論
第五節 改革運動と社会科地理
第四章 成立期社会科の性格―中等教育改造審議会社会科委員会報告書の
分析―
第一節 中等教育改造審議会社会科委員会
第二節 社会科の定義と目標
第三節 中等教育における社会科の位置
第四節 社会科の内容
一 中等学校社会科課程編成の原則
二 インディアナポリス市初等学校「社会科」課程
三 中等学校社会科課程のモデル
第五節 社会科公民―コミュニティ・シヴィックス―
一 予備報告書における公民
二 コミュニティ・シヴィックス―第八学年公民―
三 コミュニティ・シヴィックスの拡大―第九学年公民―
四 社会科公民の性格
第六節 社会科社会―「アメリカ民主主義の問題」―
一 予備報告書における「公民的理論と実際」「経済学」
二 第一二学年課程への要求
三 原理・目標
四 「問題」の選択・構成
五 社会科社会の性格
第七節 社会科歴史―「ヨーロッパ史」「アメリカ史」―
一 予備報告書における歴史
二 歴史課程の編成
三 歴史学習指導の理念
四 歴史学習指導のモデル
五 科目の内容編成
六 社会科歴史の性格
第八節 社会科地理
一 予備報告書における地理
二 地理の内容
三 地理の学習指導
四 自然科学科目としての地理
五 社会科地理の性格
第九節 社会科教育の原理
終章
あとがき