博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社｜(株）風間書房

戦前日本におけるシュタイン思想の受容動向

特にその教育行政思想に注目して

目次を表示します。

序文
序章　教育行政学発展の系譜と本研究の課題
　一　シュタインと教育行政学発展の系譜　
　二　本研究の課題　
第一章　シュタインの日本とのかかわりと日本観
　一　シュタインと日本とのかかわり　
　二　シュタインの日本観　
　三　シュタインの明治日本における国民教育確立への期待
　四　総括　
第二章　明治憲法制定及び教育制度改革とシュタイン
　一　教育制度改革とシュタイン　
　二　明治憲法制定とシュタイン　
第三章　戟前日本におけるシュタイン行政学説の一般的受容動向の概観
　一　明治期におけるシュタイン行政学説の受容動向
　二　大正期・昭和前期におけるシュタイン行政学説の受容動向
　付論　戦後におけるシュタイン学説の新たな研究動向
第四章　明治中期のシュタイン著作翻訳書にみられる教育行政学説の紹介
　一　日本における創始期の行政学とシュタイン著作の翻訳書
　二　シュタインにおける国家及び行政の概念
　三　シュタインにおける内務行政と教育行政の位置及び構造
　四　総括　
第五章　戦前日本におけるシュタイン教育行政学説の受容動向
　一　ラートゲン及び有賀長雄による行政学の開拓　
　二　有賀長雄におけるシュタイン行政学及び教育行政学説の受容
　三　織田萬らにおけるシュタイン教育行政学説の影響
　四　戦前日本におけるシュタイン教育行政学説受容動向の総括
結章　本研究の総括
　一　本研究の契機と概念上の問題　
　二　戦前日本におけるシュタイン教育行政思想受容動向をめぐる総括
　三　シュタイン教育行政学研究の現代的意義　
補論　戦前日本における助長・保育行政としての教育行政法論の展開
　　　　　―シュタイン行政学説との関連にも注目して―
　一　助長・保育行政としての教育行政法論の検討への視座　
　二　明治中期におけるシュタイン学説などの紹介にみる助長行政論の原型　
　三　明治後期における助長行政としての教育行政法論　
　四　大正期以降における助長もしくは保育行政としての教育行政法論
　五　結語

附属資料
　Ⅰ　シュタインの主要著作目録　
　Ⅱ　シュタイン関係の日本主要文献目録　
　Ⅲ　シュタイン教育行政学説に関する日本主要研究文献の個別的要約
　　　・検討