狩猟伝承研究 補遺篇
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まえがき
第一部 日本の狩猟者とその環境
第一章 日本民族の狩猟概観
(一)基本的な事柄
一 狩猟者の居住地
二 日本語でカリというのは何か
三 狩猟対象と狩猟法―東日本―
四 狩猟対象と狩猟法―西日本―
(二)信仰的な事柄
五 東日本と西日本
六 狩猟の目的
七 狩猟の方法
(三)山の神とは何か
八 狩猟者の信仰
第二章 多摩・秩父山地の野獣増減
一 問題の所在
二 多摩川流域の猪鹿捕獲量
三 現況とその民俗に及ぼす関係
四 結 論
第三章 一七世紀中期における会津地方の野獣分布
一 資料の評価
二 研究の目的と方法
三 分布図の作成
四 現代の野獣分布との対比
第二部 伝承的狩猟者の行動と思考
九州山地
○宮崎県東臼杵郡椎葉村大河内字大藪
○宮崎県東臼杵郡椎葉村大河内字大藪
○宮崎県東臼杵郡椎葉村大字桑ノ木原字上中村
○宮崎県東臼杵郡椎葉村胡麻山
○宮崎県東臼杵郡椎葉村上福良
○宮崎県東臼杵郡椎葉村下福字佐礼
○宮崎年東臼杵郡諸塚村佐土ノ谷
○宮崎県東臼杵郡諸塚村小ヶ倉
○宮崎県東臼杵郡諸塚村荒谷字長野
○宮崎県東臼杵郡諸塚村七ッ山日暮
○宮崎県東臼杵郡椎葉村上松尾字松尾
○宮崎県東臼杵郡椎葉村尾前字寺所
四国東部山地
(1)高知県香美郡物部村別府字奥組
(2)高知県安芸郡馬路村馬路
○秋田県北秋田郡阿仁町比立内
○福島県南会津郡館岩村水引
○福島県南会津郡檜枝岐村大津岐
第三部 論 考
第一章 狩猟者が開創した社寺の性格
第二章 山岳社寺の分布と発生
○山岳社寺について
○山岳信仰と信仰施設
○山岳信仰と山名呼称
○美作地方における山岳社寺の実態
○山岳社寺とその神使の信仰
○山岳信仰と野生生物
第三章 山の神信仰と仏教
第四章 平地住民への宗教意識の浸透―捕らない動物をめぐって―
第五章 “たたかい”の原像―狩猟と戦闘との対比―
附録 狩猟関係文書
索 引
あとがき