ウィリアムT・ハリスの教育経営に関する研究
定価:
17,050
円(本体
15,500
円+税)
- 目次を表示します。
-
まえがき
序章 研究課題と研究方法
第一節 研究の課題
(1)教育経営という用語の使用の背景
(2)教育経営の概念
(3)先行研究の検討
(4)ハリスの教育経営の実践を分析する意義
第二節 研究方法
(1)研究方法と研究の手順
第一章 アメリカにおける教育経営の出現
第一節 ハリスの教育経営実践以前の公教育制度論
(1)独立革命期の公教育制度論
(2)公立学校運動時代の公教育制度論
第二節 教育経営を必要とする状況の出現
(1)初期セントルイスの教育の発達
(2)南北戦争前後の教育課題
(3)「数の圧力」―学校出席の増加
(4)教育財政の圧迫
第三節 ハリスの経歴と人物像
(1)ハリスの生涯
(2)業績の中心点
(3)セントルイス以外での貢献
第二章 ハリスによる教育経営の実践
第一節 ハリスと教育の出会い
(1)ディボル教育長との出会い
(2)教育経営者としてのハリス
第二節 ハリスとヘーゲル哲学
(1)ブロックマイヤーとの邂逅
(2)哲学協会の設立と「思弁哲学雑誌」の発行
(3)教育思想の形成
(4)ヘーゲル哲学の教育経営への影響
第三節 ハリスの教育経営の実践
(1)教育課程の編成
(2)学年制・組分け
(3)教師教育
(4)幼児教育
第三章 ハリスによる教育経営の組織化
第一節 教育経営の枠組
(1)教育制度
(2)教育財政
(3)学校経営
(4)社会教育
第二節 官僚制の整備
(1)集権化
(2)標準化・統一化
(3)効率化
終章 教育経営の形成に果したハリスの貢献
ウィリアム・トーリー・ハリス年譜
参考文献
索引