博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

足利尊氏 人と作品

定価: 2,200 (本体 2,000 円+税)

足利尊氏の生涯の事蹟をたどり、とくに愛弟直義との相克、勅撰集入集歌の鑑賞、尊氏賛美の歴史物語「梅松論」の紹介など、人間味あふれる尊氏の実像に迫る好著。

【著者略歴】
河北騰(かわきた のぼる)
京都府綾部市に生まれる(昭和2年・1927)。
東京大学国文学科を卒業。東大大学院5年間修了。
文学博士。専攻は平安朝文学(特に歴史物語)。
主要著書
  「歴史物語の世界」(風間書房)
  「歴史物語講座(全7巻)」編著(風間書房)等。
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
第一章 尊氏の生れはどこか
第二章 打ち続く出陣の苦悩
第三章 鎌倉への謀反の心
第四章 建武新政とその失敗
第五章 「梅松論」について 上
第六章 「梅松論」について 下
第七章 宿敵 新田義貞に勝つ
第八章 室町幕府を開く
第九章 愛弟 直義との決裂
第十章 尊氏の二人の子供たち
第十一章 尊氏の秀歌を味わう
第十二章 尊氏の死去、その人間像
著者河北騰 著
発行年月日2005年05月15日
頁数208頁
判型 四六
ISBNコード978-4-7599-1506-8