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明治地方視学制度史の研究

明治地方視学制度史の研究

定価: 13,970 (本体 12,700 円+税)
戦前、小学校教員の人事権を有し、強い指導と監督によって国民教育の確立に大きな影響を与えた地方視学制度の成立過程、および受容の実態を論述する。
【この書籍は現在品切れです。重版は未定です。(2010.10.8~)】

【著者紹介】
平田宗史(ひらた むねふみ)
現在 福岡教育大学教授
   教育学博士
目次を表示します。
まえがき
序章 視学制度に対する批判
第一章 明治期の地方教育行政機関
 (一)督学局の設置
 (二)地方教育行政機関の設置
 (三)地方教育行政機関の体制化とその変遷
第二章 巡回訓導と小学督業
 (一)巡回訓導の実態
 (二)小学督業の実態
第三章 地方視学機関の設置
 (一)郡視学の設置
 (二)地方視学の設置
第四章 地方視学制度の成立
 (一)府県視学官の設置
 (二)視学制度の整備
終章 わが国の地方視学制度の特質
補章 大正・昭和前期の地方視学制度史
資料および参考文献一覧
 
資料編
 (一)監督官報告書
   (1)巡回訓導の報告書(大分県)
   (2)小学督業の報告書(長崎県)
   (3)地方視学の報告書
 (二)監督官巡視簿
   (1)監督官支持事項録 甲号
       秋田県南秋田郡飯田川尋常高等小学校
   (2)学事監督者巡視簿
       静岡県賀茂郡須崎尋常高等小学校
   (3)監督官巡視簿
       静岡県安倍郡玉川村立玉川小学校
   (4)鞆尋常高等小学校学校沿革誌(広島県)
       視察簿 鞆尋常高等小学校
あとがき
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者平田宗史 著
発行年月日1979年02月28日
頁数558頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0509-0