王國維の生涯と学問
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はじめに
第一章 西洋学への道
(一)新学へ
(1)家庭環境
(2)科挙の挫折
(3)新字への関心
(4)「時務報」館時代
(5)教育者時代
(二)西洋哲学への傾倒
(1)西洋哲学への傾倒
(2)西洋哲学から見た自国の伝統文化
① 教育に対する見解
② 思想に対する見解
③ 文芸に対する見解
第二章 慰藉としての中国文芸
(一)西洋哲学から文学へ
(二)詩詞の創作
(三)「人間詞話」について
(四)中国戯曲史の研究
第三章 辛亥革命期の生活と思想
(一) 在日時代
(1)渡日まで
(2)京都での生活
(3)日本の学者たちとの交游
(4)在日時代の詩
(5)学術随筆について
(二)上海時代
(1)上海での生活の始まり
(2)哈同(ハードン)と倉聖明智大学
(3)王國経と張勛の復辟
(三)北京時代
(1)南書房行走
(2)清華国学研究院教授
(3)最後の一年
第四章 王國経の国学とりわけ歴史学
(一)王國経における国学の問題
(二)滞日中の古史研究
(三)帰国後の古史研究
(四)西北地理と元代史研究
(五)「水経注」の校勘
(六)ふたたび西洋学について
おわりに
附録 (1)全集(2)書信(3)年譜(4)著述表(5)研究文献(6)王國経略年表
あとがき