日本軍政下のマラヤにおける日本語教育
定価:
8,360
円(本体
7,600
円+税)
- 目次を表示します。
-
序
第一部 軍政方針と教育政策
はじめに
Ⅰ 軍政方針
1 軍政機構と教育行政・組織
2 軍政方針
Ⅱ 教育政策・制度
1 軍政(監)部の教育政策
2 教育制度
3 教育体系
小括
第二部 日本語教育政策の展開
はじめに
Ⅰ 軍政初期(1941年12月~1942年末)
1 日本語普及の開始
2 宣伝班の宣伝・宣撫
3 日本語普及運動
4 文化人の日本語普及
5 初等教育の開始
6 実業教育の重視
Ⅱ 軍政中期(1943年初~1944年初)
1 軍政監部の日本語普及
2 軍政監部の練成教育
3 各州市の練成教育
4 練成教育の強化
Ⅲ 軍政後期(1944年3月~1945年8月)
1 初等教育の刷新強化
2 日本語教育の強化
小括
第三部 日本語教育の実態
はじめに
Ⅰ 日本語教授
Ⅱ 教員の実態
1 現地の教員
2 日本人教員
Ⅲ 教科書・教材類
1 教科書編纂・発行の概要
2 文部省編纂の教科書
3 軍政監部・各日本語教育機関編纂の教科書
4 日本語教科書編纂上の問題点
Ⅳ 「国語」から日本語へ
1 日本語教科書の比較
2 「日本化」の施策
小括
補論 マラヤの人々にとっての日本語
Ⅰ 軍政における日本語教育
Ⅱ マラヤの人々と日本語
1 インタビューした人々と日本語
2 日本語学習の意味
小括
結語 多様化と画一化のはざまで
文献目録
あとがき