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周辺視機能の精神物理学的研究

周辺視機能の精神物理学的研究

定価: 9,680 (本体 8,800 円+税)
周辺視における明るさ受容機構の時間条件を組織的に吟味。特に、閾上レベルにおける明るさ知覚の非線型性とその変換法則とを、精神物理学的方法によって究明。


【この書籍は品切です。重版は未定です(2011.11.18)】



【著者略歴】
苧阪直行(おさか なおゆき)
1946年 京都市に生まれる
1976年 京都大学大学院文学研究科博士課程(心理学専攻)修了
1979年 文学博士(京都大学)
1981年 追手門学院大学文学部助教授、現在に至る
目次を表示します。
まえがき
第1章 序論
 1.1 視野
 1.2 構造的レベルにおける周辺視と中心視
 1.3 機能的レベルにおける周辺視の役割
 1.4 周辺視研究における方法論的問題
 1.5 周辺視研究の展開
  1.5.1 周辺視における光覚閾値の測定
   1.5.1a 閾値に及ぼす空間加重効果
   1.5.1b 閾値に及ぼす時間加重効果
 1.6 周辺視での閾値を規定する生理機序
 1.7 周辺視と閾値問題
 1.8 閾値・閾上値問題
第2章 周辺視における明るさの精神物理学(Ⅰ)
 2.1 明るさのベキ法則とベキ関数
 2.2 ベキ指数とダイナミック・レンジ
 2.3 関数型について
  2.3.1 ベキ関数(Ⅰ)
  2.3.2 ベキ関数(Ⅱ)
 2.4 周辺視における明るさの等感曲線
 2.5 周辺視における明るさのベキ関数の規定因
第3章 周辺視における明るさ受容機構の検討
 3.1 Jamesonの実験
 3.2 相場の実験
 3.3 Marksの実験
  3.3.1 Marks(1971)の実験
  3.3.2 Marks(1966)の実験
  3.3.3 Marks(1968)の実験
 3.4 P★(オーウムラウト)ppel&Harveyの実験
 3.5 Drumの実験
 3.6 Zihlらの実験
 3.7 Greenstein&Hoodの実験
第4章 実験
 4.1 周辺視の明るさベキ関数に及ぼす刺激サイズの効果  
  4.1.1 実験Ⅰ
 4.2 周辺視の明るさのベキ関数に及ぼす時間の効果
  4.2.1 実験Ⅱ
  4.2.2 実験Ⅲ
   4.2.2a 実験Ⅲa
   4.2.2b 実験Ⅲb
  4.2.3 Broca-Sulzer効果の幾何学的モデルによる検討
  4.2.4 実験Ⅳ
  4.2.5 実験Ⅴ
  4.2.6 実験Ⅵ
   4.2.7a 実験Ⅶa
   4.2.7b 実験Ⅶb
  4.2.8 Time-dependentな明るさ関数の一般モデル
   4.2.9a 実験Ⅷa 
   4.2.9b 実験Ⅷb
 4.3 結論と要約(実験Ⅰ~Ⅷ)
第5章 周辺視における明るさの精神物理学(Ⅱ)
 5.1 明るさと潜時のベキ法則
 5.2 マグニチュード推定法と潜時の関係
 5.3 周辺視における潜時ベキ関数
 5.4 周辺視における潜時等値曲線
 5.5 周辺視における潜時ベキ関数の規定因
第6章 周辺視における明るさ受容機構の潜時ベキ関数による検討
 6.1 Mansfieldの実験
第7章 実験
 7.1 周辺視の潜時ベキ関数に及ぼす輝度の効果
  7.1.1 実験Ⅸ
  7.1.2 実験Ⅹ
 7.2 視野差と潜時
  7.2.1 実験ⅩⅠ
  7.2.2 実験ⅩⅡ
  7.2.3 実験ⅩⅢ
 7.3 結論と要約(実験Ⅸ~ⅩⅢ)
第8章 周辺視における高次情報処理
 8.1 周辺視と情報処理
 8.2 有効周辺視野
 8.3 周辺視と認知
第9章 実験
 9.1 有効周辺視野の発達と情報の持続統合
  9.1.1 実験ⅩⅣ
第10章 周辺視についての関連実験および補足実験
 10.1 実験ⅩⅤ
 10.2 実験ⅩⅥ
 10.3 実験ⅩⅦ
 10.4 実験ⅩⅧ
 10.5 実験ⅩⅨ
 10.6 結論と要約(実験ⅩⅣ~ⅩⅨ)
引用文献
索引
あとがき
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者苧阪直行 著
発行年月日1983年02月28日
頁数220頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0581-6