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木下幸文傳の研究

木下幸文傳の研究

定価: 8,580 (本体 7,800 円+税)
熊谷直好とともに桂門の双璧と称せられた幸文の多彩な交友、江戸期歌人として成長する生涯の事象を、書簡をはじめとする未紹介の資料によって深く究明する。

【この書籍は現在品切です。重版は未定です。(2011.11.10)】
目次を表示します。
一 歌人的成長の基盤
 出生地の環境
 生家と家族
 庇護者小野家
 和歌初学
 幸文の通称と名
二 上京修学の過程
 澄月への師事
 慈延への師事
 伝統歌風からの離脱
三 桂園入門の経緯
 香川景樹の出現
 景樹への近接
 朝三亭移居
 在国二年
 桂園入門
 新朝三亭の四季
 桂門の双璧直好と幸文
四 桂園離脱
 市中移居
 京洛哀歓の歌
五 貧窮百首の詠出
 貧困多病の生活
 貧窮百首歌
 貧窮の絶唱
六 在京在国の一〇年間
 景樹との和解
 四回目の帰郷
 高野詣で
 五回目の帰国
 六回目の上京と帰国
 病妻逝去
 七回目の上京と帰国
 讃岐・厳島への遊歴
七 浪華の歌人幸文
 離郷
 亮々舎
 再再婚
 最後の帰郷
八 桂園派の歌論と幸文の立場
 近世思想としての桂園派の歌論
 伝統の否定
 教学の否定
 復古主義の否定
 現代主義の肯定
九 薄幸歌人の最後
 臨終
 鎮魂
 追憶
 その後の木下家
一〇 幸文の著書
 亮々遺稿
 小笹の夙
 亮々草紙
 木下幸文日記
 万葉集註釈
 古今集愚案
 百人一首註釈
 土佐日記註釈
 竹取物語考
 続世継物語註釈
 木下幸文判四十六番歌合
 木下率文判百番歌合
一一 幸文の作歌
 短歌
 長歌
一二 幸文の俳譜
一三 幸文の文藻
一四 幸文の漢詩
付録
木下幸文年譜
木下幸文研究資料・論文目録
木下幸文関係歌人略伝
木下幸文研究史料集
索引
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者兼清正徳 著
発行年月日1974年03月31日
頁数564頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0416-1