乳幼児期の絵本場面における共同活動に関する発達研究
共同注意の指さしからの探究
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第1章 序論
1.1 発達心理学における乳幼児期の絵本場面研究の意義
1.2 乳幼児期の絵本場面研究の課題
1.3 本書の目的と方法
1.4 本書の章構成
第2章 乳幼児期の絵本場面への参加―母子の共同注意の指さしの分析―
2.1 指さし頻度の発達的変化:絵本場面と積木場面の比較
2.2 指さし形態・機能の発達的変化:絵本場面と積木場面の比較
2.3 本章のまとめ:絵本場面における共同注意の指さしをめぐる特徴
第3章 乳幼児期の絵本場面で母子が注意を向けあう対象―母子の共同注意の指さし対象の分析―
3.1 絵本場面での指さし対象の時期別特徴
3.2 積木場面での指さし対象の時期別特徴
3.3 対象への指さしの縦断的分析:絵本場面と積木場面の比較
3.4 本章のまとめ:絵本場面における共同注意の指さし対象の特徴
第4章 絵本の挿絵を中心とした母子共同活動の探究―挿絵対象への指さし事例の分析―
4.1 挿絵への指さしによる共同活動の時期別特徴および発達的変化
4.2 挿絵対象への指さしと共同活動との関連
4.3 本章のまとめ
第5章 実物を中心とした共同活動と場の拡がり―実物対象への指さし事例の分析―
5.1 絵本場面での実物への指さし出現時期
5.2 絵本場面での実物への指さしによる共同活動の時期別特徴
5.3 本章のまとめ:絵本場面で共同活動を展開する場の拡がり
第6章 乳幼児期の絵本場面における共同活動の新たな展開へ―共同注意の指さしから指でたどる行動への分析―
6.1 迷路的な挿絵への参加行動
6.2 迷路的な挿絵と共同活動との関連:共同注意の指さしから指でたどる行動へ
6.3 本章のまとめ
第7章 結論
7.1 本書の総括
7.2 本書の乳幼児期の絵本場面研究の意義
7.3 今後の研究への課題と展望
引用文献
付記
謝辞