博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

子どもを対象としたソーシャルスキル教育の実践研究

定価: 9,350 (本体 8,500 円+税)
学校と家庭の各場面で使えるソーシャルスキルプログラムを開発および実践し、その効果を検証。児童の学校不適応問題にソーシャルスキル教育の視点から取り組んだ実践の書。

【著者略歴】
藤枝静暁(ふじえだ しずあき)
1972年 宮城県に生まれる
1997年3月 東京学芸大学教育学部学校教育専攻卒業
1999年3月 東京学芸大学大学院教育学研究科学校教育専攻修了
2007年4月 筑波大学大学院(博士課程)人間総合科学研究科に研究生として入学、東京都内の公立中学校にスクールカウンセラーとして勤務
2008年3月 筑波大学大学院(博士課程)人間総合科学研究科研究生修了
2008年4月 川口短期大学こども学科専任講師
現在 川口短期大学こども学科准教授、筑波大学心理・心身障害教育相談室非常勤相談員、文教大学大学院付属言語文化研究所客員研究員

博士(心理学)[筑波大学]
臨床心理士、学校心理士、ガイダンスカウンセラー
目次を表示します。
はじめに
第1章 本研究の背景と問題
    ―学校不適応問題と児童のソーシャルスキルの欠如について―
 第1節 学校不適応問題の現状について
 第2節 ソーシャルスキルについて
 第3節 SST研究の動向について
 第4節 CSSTについて
 第5節 学校と保護者が連携したSSEについて
 第6節 本章のまとめ
第2章 本研究の目的と実施の流れ
 第1節 目的
 第2節 本研究の構成
第3章 小・中学校教師を対象としたSSEのニーズ調査(研究1)
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第4章 小学校におけるCSSTの試み(研究2)
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第5章 小学校におけるCSSTの効果に関する実験的検討(研究3)
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第6章 小学校におけるCSSTおよび行動リハーサル増加手続きの試み(研究4)
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第7章 児童用親和動機尺度の開発(研究5)
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第8章 児童の親和動機,ソーシャルスキル,学校生活享受感の関係(研究6)
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果と考察
 第4節 今後の展望
第9章 親和傾向の上昇とソーシャルスキルの習得を目的とした改良型CSST(CATS)の効果に関する研究(研究7)
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第10章 児童を対象とした家庭におけるSSEの実践研究(研究8)
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 考察
第11章 総合考察
 第1節 本研究の特色と今後の発展
 第2節 研究成果
 第3節 今後の課題
おわりに
引用文献
資料
謝辞
著者藤枝静暁 著
発行年月日2012年02月15日
頁数336頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1903-5