博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

アサーション・トレーニングの効果に関する実証的研究

四コマ漫画形式の心理査定を用いて

定価: 5,500 (本体 5,000 円+税)
人間行動の一形態としてアサーティブ行動が知られており、この行動を効果的に教える技法が開発されている。本書は、アサーション・トレーニングの効果を四コマ漫画を用いて検討した。
目次を表示します。
第Ⅰ部 序論

第1章 アサーション・トレーニングの心理学的視座
 第1節 問題提起
 第2節 心理教育の視点

第2章 アサーティブ行動
 第1節 アサーション研究の推移
 第2節 アサーティブ行動の概念

第3章 本論文の構成

第Ⅱ部 アサーション・トレーニングの研究背景とその展開

第4章 アサーティブ行動の心理査定とトレーニング
 第1節 アサーティブ行動の心理査定の種類
 第2節 アサーション・トレーニングの技法
 第3節 アサーション・トレーニングのプログラム

第5章 本論文の課題と目的

第Ⅲ部 文章形式の心理査定によるアサーティブ行動の構造に関する検討

第6章 研究1 アサーティブ行動の構造に関する因子論的研究
 第1節 研究
 第2節 提言

第Ⅳ部 四コマ漫画形式の心理査定によるアサーティブ行動の構造に関する検討

第7章 研究2 日本におけるアサーティブ行動の因子構造の分析
 第1節 研究2-1
 第2節 研究2-2
 第3節 総合考察

第8章 研究3 米国でのアサーティブ行動の因子構造に関する検討
 第1節 研究3-1 男性を主人公にした絵画刺激項目の因子分析
 第2節 研究3-2 女性を主人公にした絵画刺激項目の因子分析
 第3節 研究3-3 米国におけるアサーティブ行動の因子構造の分析

第Ⅴ部 アサーション・トレーニングのプログラム構成に関する検討

第9章 研究4 大学生の人間関係開発のプログラムとその効果に関するパイロット・スタディ
 第1節 はじめに
 第2節 研究
 第3節 結論

第10章 研究5 プログラム構成に及ぼす諸要因の検討
 第1節 理論的枠組 
 第2節 機能分析
 第3節 プログラム効果の実証的検討
 第4節 まとめ

第Ⅵ部 アサーション・トレーニングの効果に関する実証的分析

第11章 研究6 高等教育における論理情動教育プログラムの開発
 第1節 はじめに
 第2節 研究目的
 第3節 研究

第12章 研究7 高等教育における論理情動教育プログラムの評価
 第1節 はじめに
 第2節 研究

第13章 研究8 アサーティブネスに向けた実践教育のアウトカム評価
 第1節 はじめに
 第2節 研究

第Ⅶ部 ファシリテーターのスキル向上とスーパーヴィジョン

第14章 研究9 ファシリテーターのスキル向上に与えるスーパーヴィジョン体験の影響
 第1節 はじめに
 第2節 研究9-1
 第3節 研究9-2
 第4節 総合考察

第Ⅷ部 アサーティブ行動の形成機序に関する事例の検討

第15章 研究10 心理ゲームの対処法
 第1節 事例:「悲しい家族」
 第2節 事例の考察
 第3節 アサーション・トレーニングによる心理ゲームへの対処

第Ⅸ部 総合的考察

第16章 本論文のまとめと意義

第17章 今後の研究課題と展望

要約

引用文献
付録
あとがき








著者菅沼憲治 著
発行年月日2011年09月15日
頁数240頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1872-4