講座平安文学論究 第18輯
「夜の寝覚」および「中村本寝覚」
定価:
13,200
円(本体
12,000
円+税)
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女主人公という選択―強い中の君の出発―(永井和子)
「恥づかし」という〈暴力〉―『夜の寝覚』女主人公の造型と表現をめぐって(宮下雅恵)
『夜の寝覚』論―〈ズレ〉の意味性―(大倉比呂志)
『夜の寝覚』の養女たち―石山姫君とまさこ君を中心として―(倉田実)
『夜の寝覚』作中歌の背景と受容(後藤康文)
夜の寝覚―女君の「憂し」をめぐって―(乾澄子)
『夜の寝覚』末尾欠巻部の再検討(田淵福子)
などしつるをこがましさぞ―『夜の寝覚』の帝とそのゆくえ―(仁平道明
『夜の寝覚』末尾欠巻部分の展開(豊島秀範)
『夜の寝覚』の歌ことば(末沢明子)
同名異体の原作本『夜の寝覚』の存在―現存流布本と中村本の差異が意味するもう一つの可能性について―(中川照将)
歌の解釈と位相をめぐって―改作『夜の寝覚』の方法―(石埜敬子)
『夜半の寝覚』と『浜松中納言物語』の作者(田中登)
『夜の寝覚』研究文献目録(中川照将)