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児童の不安障害に対する認知行動療法

定価: 9,900 (本体 9,000 円+税)
基礎的研究と実践的研究の手法を用いて、症状維持モデルの構築から治療法の開発・実践まで踏み込み、児童の不安障害に対する認知行動療法の研究成果をまとめた書。

【著者略歴】
石川信一(いしかわ しんいち)
1979年 千葉県生まれ
2001年 早稲田大学人間科学部人間健康科学科卒業
2003年 早稲田大学大学院人間科学研究科健康科学専攻修士課程修了
2003年 所沢市立教育センター 嘱託職員
2004年 日本学術振興会特別研究員(DC1)
2005年 北海道医療大学大学院心理科学研究科臨床心理学専攻博士後期課程中退
2005年 宮崎大学教育文化学部 専任講師
2008年 北海道医療大学心理科学研究科 博士(臨床心理学)取得
2010年 フルブライト研究員(Swarthmore College)
現在に至る
目次を表示します。
第1章 児童の不安障害における先行研究とその課題
 第1節 児童の不安障害 
 第2節 児童の不安障害に対する認知行動療法
 第3節 児童期不安障害に対する認知行動療法の有効性の検討
 第4節 児童の不安障害における認知研究
第2章 本研究の目的と意義
 第1節 本研究の目的
 第2節 本研究の意義
第3章 児童期不安障害における不安症状の理解
 第1節 本章の目的
 第2節 児童における不安障害の症状モデルの検討
 第3節 本章のまとめ
第4章 児童の自己陳述と不安症状の関連
 第1節 本章の目的
 第2節 児童用自己陳述尺度の作成
 第3節 自己陳述と不安症状の関連
 第4節 本章のまとめ
第5章 児童の認知の誤りと不安症状の関連
 第1節 本章の目的
 第2節 児童用認知の誤り尺度の作成
 第3節 認知の誤りと不安症状の関連
 第4節 本章のまとめ
第6章 児童の不安症状におけるストレッサーと認知変数の関連
 第1節 本章の目的
 第2節 ストレッサーと認知変数,不安症状の関連
 第3節 本章のまとめ
第7章 児童期不安障害の症状維持に関する認知行動モデル
 第1節 本章の目的
 第2節 児童期不安症状の認知行動モデル
 第3節 本章のまとめ
第8章 児童の不安障害に対する認知行動療法プログラムの効果検討
 第1節 本章の目的
 第2節 認知行動療法プログラムの開発
 第3節 認知行動療法プログラムの効果検討
 第4節 本章のまとめ
第9章 総合考察
 第1節 本研究の概要
 第2節 基礎研究と実践研究の側面からみた児童期不安症状の認知行動モデルの特徴
 第3節 児童の不安障害に対する認知行動療法の特徴
 第4節 本研究の限界と今後の課題
引用文献
謝辞
著者石川信一 著
発行年月日2010年12月25日
頁数282頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1838-0