軽度の抑うつ者における認知心理学的研究
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第1章 序論
1.1 抑うつに関する認知・感情研究の基礎的方法論
1.1.1 気分誘導アプローチ
1.1.2 個人差アプローチ
(1)面接法
(2)質問紙法
1.2 抑うつに関する認知理論
1.2.1 臨床経験を通じて考え出された理論
(1)Beckの抑うつ理論
(2)Ellisの抑うつ理論
1.2.2 社会心理学・認知心理学の知見を応用した理論
(1)Teasdaleの抑うつ的処理活性仮説
(2)Pyszczynski&Greenbergの抑うつ的自己注目スタイル理論
1.2.3 抑うつリアリズムに関する理論
1.2.4 抑うつの認知的概念の整理
1.2.5 最近の動向と今後の展望
1.3 抑うつにおける認知と感情の関係
1.3.1 感情生起に関する理論
1.3.2 気分一致効果に関する理論
1.3.3 抑うつ感情と情報処理方略に関する理論
1.3.4 感情がおこる前の評価レベルの処理に関する理論
1.4 抑うつと自己関連付け効果研究の関係
1.4.1 セルフスキーマと自己関連情報の処理
1.4.2 自己関連付け効果研究に関する理論
1.4.3 抑うつと自己関連付け効果研究
(1)Derry&Kuiper(1981)の研究
(2)Bradley&Mathews(1983,1988)等関連研究
1.5 本論の目的と構成
第2章 うつ・非うつ内容の性格特性形容語を用いた抑うつ者の認知に関する実験的検討
2.1 研究1
2.1.1 問題の所在
2.1.2 方法
2.1.3 結果
2.1.4 考察
第3章 抑うつ傾向が社会的自己評価と偶発記憶に及ぼす影響に関する調査研究
3.1 研究2
3.1.1 問題の所在
3.1.2 方法
3.1.3 結果
3.1.4 考察
第4章 抑うつ傾向と自己注目が自己関連付け処理に及ぼす効果に関する実験的検討
4.1 研究3
4.1.1 問題の所在
4.1.2 方法
4.1.3 結果
4.1.4 考察
第5章 あいまい状況の物語作成時における自己関連付け効果に関する実験的検討
5.1 研究4
5.1.1 問題の所在
5.1.2 方法
5.1.3 結果
5.2 研究5
5.2.1 問題の所在
5.2.2 方法
5.2.3 結果
5.2.4 総合考察
第6章 まとめ
引用文献
謝辞