健康と病気の帰属理論的研究
慢性病患者に対する家族の原因帰属と感情表出(EE)
定価:
13,200
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12,000
円+税)
- 目次を表示します。
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研究史・理論編
第1章 Weiner(1986)の原因帰属モデルについて
第2章 Weiner(1995)の責任判断(帰属)過程モデルについて
第3章 責任判断過程におけるスティグマ研究
第4章 エイズ,アルコール依存症,肥満の帰属研究
第5章 家族の感情表出(Expressed Emotion:EE)とは
第6章 帰属過程を歪める要因
-「セルフ・サービングバイアス」と「行為者-観察者の差異」から-
セルフ・サービングバイアス(Self-ServingBias)について
「行為者一観察者の差異(actor-Observer difference)」について
a.利用可能な情報源の違い
b.情報処理の仕方の違い
c.行為者と観察者の帰属の差異を促進する要因
第7章 帰属過程を規定する変数としてのポジショニング
(Positioning)とは何か?
ポジショニング(Positioning)とは何か
ポジショニング(Positioning)の操作的定義
ポジショニング(Positioning)を支持する実証研究のレビュー
a.家族研究,および夫婦関係研究における帰属の差異について
b.内集団-外集団における帰属の差異について
実証研究編
健康と病気の帰属理論的研究の報告
第1章〈実証研究1〉
はじめに
目的
仮説
方法・手続き
材料
〈実証研究1の質問紙の構成〉
結果
考察
結論
実証研究2に向けた展望
第2章〈実証研究2〉
目的
仮説
方法・手続き
材料
〈実証研究2の質問紙の構成〉
結果
考察
結論
総合的考察
家族の感情表出(Expressed Emotion:EE)研究への含意
臨床社会心理学のこれからの課題と展望
まとめ
今後の課題
引用文献
謝辞
付録(Appendix)1
実証研究1の記述統計量,および分散分析表等
付録(Appendix)2
実証研究2の記述統計量,および分散分析表等
付録(Appendix)3
1 図1-96 サイバネティック帰属プロセスモデル
2 サイバネティック自己帰属プロセスモデル
3 肯定的方向へのポジティブ・フィードバックプロセスのイメージ