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朗読聴取に関する教育心理学的研究

定価: 9,900 (本体 9,000 円+税)
読書を朗読聴取にも広げる事で読書指導の概念を拡げ、児童への朗読聴取の長期継続が朗読聴取態度を促進させ、読書量を増大させることを教育心理学的に検討した。

【著者略歴】
藪中征代(やぶなか まさよ)
1978年 岡山大学教育学部卒業
2003年 聖徳大学大学院児童学研究科博士課程後期修了
現在 聖徳大学短期大学部講師 博士(児童学・聖徳大学)

専攻 教育心理学、保育学、児童学
目次を表示します。
まえがき
第Ⅰ部 序論
第1章 教育心理学における朗読聴取に関する実証的研究の意義
 第1節 今日の読書教育の問題
 第2節 朗読聴取に関する研究の動向と問題点
第2章 本研究の問題提出
 第1節 本研究の問題提出
 第2節 本研究の構成
第Ⅱ部 朗読聴取に関する条件
第3章 イメージ尺度の作成と検討
 第1節 本章の目的
 第2節 物語のイメージ尺度の作成と検討
  2.1 読書材の選定
  2.2 朗読聴取時の物語のイメージ尺度
  2.3 黙読時の物語のイメージ尺度
 第3節 登場人物のイメージ尺度の作成と検討
  3.1 朗読聴取時の登場人物のイメージ尺度
  3.2 黙読時の登場人物のイメージ尺度
 第4節 総合的考察
第4章 朗読聴取における朗読者の条件
 第1節 本章の目的
 第2節 朗読音声の違いが物語のイメージに及ぼす影響
  2.1 語彙理解テストの作成と検討
  2.2 朗読音声の違いが物語のイメージに及ぼす影響
 第3節 朗読音声の違いが朗読者の評価に及ぼす影響
  3.1 朗読者の評価に関する質問紙の作成と検討
  3.2 朗読音声の違いが朗読者の評価に及ぼす影響
 第4節 総合的考察
第5章 朗読聴取におけるテキストの条件
 第1節 本章の目的
 第2節 テキストの有無が物語のイメージに及ぼす影響
  2.1 目的
  2.2 方法
  2.3 結果と考察
 第3節 テキストの有無が物語の理解に及ぼす影響
  3.1 目的
  3.2 方法
  3.3 結果と考察
 第4節 テキストの有無が語彙理解に及ぼす影響
  4.1 目的
  4.2 方法
  4.3 結果と考察
 第5節 総合的考察
第6章 朗読聴取に対する音楽の影響
 第1節 本章の目的
 第2節 音楽提示の違いが物語のイメージ及び主題に及ぼす影響
  2.1 提示音楽の選定
  2.2 連続的音楽提示の影響
  2.3 部分的音楽提示の影響
 第3節 物語のイメージ及び理解に及ぼす音楽の影響
  3.1 本節の目的
  3.2 音楽作品の感情価測定尺度の作成
  3.3 音楽作品の感情価測定
  3.4 物語のイメージ及び理解に及ぼす音楽の影響
  3.5 総合的考察
 第4節 物語の創作に及ぼす朗読聴取時の音楽の影響
  4.1 目的
  4.2 方法
  4.3 結果と考察
  4.4 総合的考察
第7章 朗読聴取と黙読の関係
 第1節 本章の目的
 第2節 朗読聴取と黙読の比較
  2.1 方法
  2.2 結果と考察
 第3節 総合的考察
第Ⅲ部 朗読聴取態度の形成
第8章 朗読聴取態度の変容と朗読聴取量との関連
 第1節 本章の目的
 第2節 質問紙の作成
  2.1 目的
  2.2 方法
  2.3 結果と考察
 第3節 朗読材料の作成と検討
  3.1 目的
  3.2 方法
  3.3 結果と考察
 第4節 朗読聴取態度と朗読聴取量との関連
  4.1 目的
  4.2 方法
  4.3 結果と考察
 第5節 総合的考察
第Ⅳ部 総括
第9章 実験の総括
 第1節 全体的考察
 第2節 読書教育への示唆
引用文献
付記
著者藪中征代 著
発行年月日2008年02月29日
頁数258頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1668-3