失敗に関する心理学的研究
個人要因と状況要因の検討
定価:
9,900
円(本体
9,000
円+税)
- 目次を表示します。
-
第Ⅰ部 序論
1章 失敗の定義
1-1 適切な行為からずれること
1-2 適切な行為からのずれに気づくこと
1-3 本研究で扱う失敗
1-4 その他の「失敗」
2章 失敗のメカニズムに関する認知心理学的研究
2-1 Reasonのスリップの分類
2-2 NormanのActivation-Trigger-Schema(ATS)システムモデル
2-3 ReasonのGeneric Error-Modelling System(GEMS)
2-4 実験的に誘導されるエラーの研究
2-5 問題点
3章 本研究の目的
第Ⅱ部 失敗傾向に関する個人差の研究
4章 Cognitive Failures Questionnaire(CFQ)に関する研究
4-1 CFQ日本語版の作成及び信頼性の検討
4-2 自己評定と他者評定の関係
4-3 視覚的探索課題・焦点づけ注意課題における遂行との関係
4-4 同異判断課題における教示の効果との関係
4-5 本章のまとめ
5章 失敗傾向質問紙に関する研究
5-1 失敗傾向質問紙の作成及び信頼性の検討
5-2 失敗傾向の階層構造
5-3 パーソナリティ特性との関係
5-4 注意のスタイルとの関係
5-5 自己意識特性・他者意識特性との関係
5-6 失敗傾向と自己評価の関係
5-7 性格記述語を用いた失敗傾向の検討(1)一異なる年齢群の比較-
5-8 性格記述語を用いた失敗傾向の検討(2)一望ましさ及び自己意識特性との関係-
5-9 本章のまとめ
第Ⅲ部 失敗傾向と状況要因の相互作用に関する研究
6章 失敗傾向と課題遂行の関係
6-1 本章の目的と方法
6-2 集団式知能検査における遂行との関係
6-3 集団式作業検査における遂行との関係
6-4 熟慮一衝動の認知スタイル課題における遂行との関係
6-5 場独立一場依存の認知スタイル課題における遂行との関係
6-6 失敗傾向と課題状況の認知から遂行を説明するモデルの検討
6-7 本章のまとめ
7章 失敗傾向と適応
7-1 失敗傾向と健康状態
7-2 失敗傾向と災害時の行動
7-3 本章のまとめ
第Ⅳ部 総括
8章 総括
8-1 本研究のまとめ
8-2 今後の課題
引用文献
謝辞