シンボル配置技法による家族関係認知の研究
Doll Location Test と Family System Test
定価:
8,800
円(本体
8,000
円+税)
- 目次を表示します。
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第I部 援助をめざした家族研究の展望
第1章 心理学領域における家族関係に関する研究
第1節 臨床心理学における家族研究の変遷と新しい研究領域の誕生
第2節 システムズ・アプローチから考察する家族の病理
第3節 主要な家族システム理論と援助の視点
第4節 家族システム理解と心理学的研究方法
第2章 家族構造をとらえる上での指標に関する考察
第1節 家族構造の記述における指標の検討
第2節 家族システムと家族モデル
第3章 家族関係構造の査定法に関する検討
第1節 家族査定の視点と現状
第2節 空間表象による家族査定法
第4章 本書の目的と構成
第II部 Doll Location Testによる実証的研究
第5章 Doll Location Test(DLT)の妥当性の検討
第1節 Doll Location Test(DLT)の成り立ちと実施方法
第2節 先行研究が示唆するもの
第3節 〈研究I〉日本の青年期の家族関係における「親密さ」の検討
第4節 まとめ
第6章 Doll Location Test(DLT)を用いた実践的研究
第1節 〈研究II〉非行少年の家族関係の研究
第2節 〈研究III〉不登校児の家族関係の研究
第3節 まとめ
第III部 Family System Testによる実証的研究
第7章 Family System Test(FAST)の妥当性の検討
第1節 Family System Test(FAST)の成り立ちと実施方法
第2節 先行研究が示唆するもの
第3節 〈研究IV〉FASTの妥当性研究
第4節 〈研究V〉日本の青年期の家族関係における「親密さ」と「階層性」の検討
第5節 まとめ
第8章 Family System Test(FAST)を用いた実践的研究
第1節 〈研究VI〉児童の学校適応と家族関係の研究
第2節 〈研究VII〉青年期の疎外感と家族関係の研究
第3節 〈研究VIII〉被虐待児と家族関係の研究-FASTの査定法としての機能-
第4節 〈研究IX〉被虐待児の治療場面におけるFASTの役割
第5節 まとめ
まとめと今後の課題
引用文献
あとがき