フランス18世紀散文詩の言説生成
オプトポエジー試論
定価:
10,450
円(本体
9,500
円+税)
- 目次を表示します。
-
序文
第一部 ピトレスクあるいは視覚の世紀
第一章 隠喩としての絵画とピトレスク
1.パラダイムとしての絵画
2.タブロー
3.ピトレスクという語の多様性
第二章 ピトレスクの語源と初出
第三章 1762年以前のピトレスク
第四章1762年以後のピトレスク
1.へラルト・ド・ライレッセとディドロ
2.辞典三種における定義
3.ピトレスク,ロマネスク,ロマンティック
4.庭園と自然風景
第二部 不均斉の美学
第一章 建築論
1.人体としての建築
2.自然としての建築
第二章 庭園論
1.整形庭園
2.整形庭園への批判
2-1.マルク=アントワーヌ・ロージェ
2-2.エドマンド・バーク
2-3.ジャン=ジャック・ルソー
2-4.クロード=アンリ・ワトレ
3.非整形庭園(イギリス風景式庭園とピトレスク庭園)
3-1.風景式庭園の起源と初例
3-2.イギリス風景式庭園への反感
3-3.ロジェ・ド・ピルの風景画論
3-4.中国派(ジャン=ドゥニ・アチレ)
3-5.絵画派(ワトレ,ジラルダン侯爵,クリスティアン・C・L・
ヒルシュフェルド)
3-6.建築派(ジャン=マリ・モレル)
第三章 詩論
1.フェヌロン
2.ウーダール・ド・ラ・モット
3.ヴォルテール
4.シャルル・バトゥー
第三部 表象の描写と事物主義
第一章 風景と風景画
1.歴史画と風景画
2.風景の起源
3.風景画の起源
4.題材的風景画から自律的風景画へ
5.クロード・ロラン
6.オランダ絵画,宗教からの離脱と事物への肉迫
第二章 山という自然
1.自然
2.山
第三章 庭園の描写
1.ジャック・ドリール『庭園』(1782)
2.ロクス・アモエヌスとしての庭園
3.ウト・ピクトゥラ・ポエシスとエクフラシス
4.素材としての博物学
結語
註
事項索引
人名索引
後記