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幼児の語彙学習を促す要因に関する研究

定価： 9,900 円（本体 9,000 円＋税）
語彙学習場面に存在する対人的状況及び対物的状況に関わる様々な要因が幼児の語彙学習を促すことを実験的研究によって明らかにした保育実践にも示唆を与える書。

【著者略歴】
田村隆宏(たむら　たかひろ)
1966年　奈良県に生まれる
1989年　奈良教育大学教育学部小学校教員養成課程卒業
1993年　奈良教育大学大学院教育学研究科修士課程学校教育専攻(教育心理学)修了
1997年　関西大学大学院文学研究科教育学専攻(教育心理学)博士後期課程単位習得退学
1997年　鳴門教育大学学校教育学部講師
1999年　鳴門教育大学学校教育学部助教授
2003年　兵庫教育大学連合大学院学校教育学研究科より博士(学校教育学)を授与され、現在に至る
目次を表示します。
第1章　問題
　第1節　問題の所在
　第2節　語彙学習に伴う問題
　第3節　語彙学習に関する伝統的理論とその問題点
　第4節　制約論の台頭とその問題点
　第5節　語彙学習過程に存在する認知システムと外的要因の重要性
　第6節　語彙学習に関与する対人的状況と対物的状況に関わる要因
　第7節　語彙学習過程における外的要因の特質とその位置づけ
　第8節　本研究の課題
第2章　語彙学習に及ぼす対人的状況要因の影響に関する検討
　　　:指示対象の「内包」に関する言語情報の効果
　第1節　語彙学習に及ぼす特徴情報の効果に関する実験
　　実験1
　第2節　語彙学習に及ぼす特徴情報の抽象度の効果に関する実験
　　実験2
　第3節　語彙学習に及ぼす特徴情報の観察可能性の効果に関する実験
　　実験3
　第4節　語彙学習に及ぼす特徴情報タイプの効果に関する実験
　　実験4
　　実験5
第3章　語彙学習に及ぼす対物的状況要因の影響に関する検討1
　　　:指示対象の「内包」抽出に関与する状況要因の検討
　第1節　語彙学習に及ぼす語意味学習時の事例提示状況の効果に関する実験
　　実験6
　　実験7
　第2節　語彙学習に及ぼす語命名時の事例提示状況の効果に関する実験
　　実験8
　　実験9
　　実験10
第4章　語彙学習に及ぼす対物的状況要因の影響に関する検討2
　　　:指示対象の「内包」抽出に及ぼす周辺状況の影響
　第1節　語彙学習に及ぼす周辺状況の影響に関する実験
　　実験11
　　実験12
　第2節　語彙学習に及ぼす周辺状況の影響への年齢差の関与を検討する実験
　　実験13
　第3節　語彙学習に及ぼす周辺状況の日常性の影響を検討する実験
　　実験14
　第4節　語彙学習に及ぼす周辺事物の多様性の影響に関する実験
　　実験15
　第5節　語彙学習に及ぼす周辺状況の相対的大きさの影響に関する実験
　　実験16
第5章　語彙学習における「内包」の重要性に関する研究
　第1節　語彙学習における「内包」の存在の重要性を検討する実験
　　実験17
　　実験18
　第2節　事物の「内包」形成に関わる要因に関する実験
　　実験19
　　実験20
第6章　本研究の成果と今後の課題
　第1節　本研究の成果
　第2節　今後の課題
引用文献
実験データの出典
謝辞
著者田村隆宏 著
発行年月日2005年09月30日
頁数214頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1519-8