博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社｜(株）風間書房

男性役割と感情制御

目次を表示します。

単行本のためのまえがき
はじめに
謝辞
序　研究の目的・論文の流れ・用語の定義
第1章　男性役割と感情制御に関する研究の概観(研究1)
　第1節　男性役割に関する研究の概観
　　1.男性役割とは何か
　　2.男性心理学の台頭と男性役割
　　3.男性役割研究の焦点
　　4.日本の男性役割研究
　　5.男性役割に関する測定具
　　　(1)日本で開発された測定具
　　　(2)アメリカで開発された測定具
　第2節　男性役割と感情制御
　　1.感情とは何か
　　　(1)「感情」という用語
　　　(2)感情の定義
　　2.感情制御とは何か
　　　(1)感情制御の定義
　　　(2)アレキシサイミア:感情制御の障害
　　3.感情制御に関わる諸要因
　　　(1)神経生物学的要因
　　　(2)文化的要因
　　　(3)属性的変数の要因
　　　(4)性別の要因
　　4.男性役割と感情制御
　　　(1)感情表現を制限する男性役割
　　　(2)やさしさのタブー
　　　(3)規範的男性アレキシサイミア
　第3節　第1章のまとめ
第2章　男性役割に対する態度に関する測定具の開発
　第1節　男性役割葛藤尺度日本語版(JGRCS)の開発(研究2)
　　1.男性役割葛藤の構成概念
　　2.男性役割葛藤尺度(GRCS)の作成過程
　　3.GRCSと他の変数との相関関係
　　4.研究2の目的
　　5.予備調査
　　　(1)目的
　　　(2)方法
　　　(3)結果と考察
　　6.本調査
　　　(1)目的
　　　(2)方法
　　　(3)結果と考察
　　7.研究2についての全体的考察
　第2節　男性役割規範尺度日本語版(JMRNI)の開発(研究3)
　　1.男性役割規範の構成概念
　　2.男性役割規範尺度(MRNI)の作成過程
　　3.MRNIの妥当性および他の変数との相関関係
　　4.研究3の目的
　　5.予備調査
　　　(1)目的
　　　(2)方法
　　　(3)結果と考察
　　6.本調査
　　　(1)目的
　　　(2)方法
　　　(3)結果と考察
　　7.研究3についての全体的考察
　第3節　「男らしさ」に対する態度尺度(AMS)の開発(研究4)
　　1.男性役割に対する態度のメタな観点からの把握
　　2.研究4の目的
　　3.予備調査
　　　(1)目的
　　　(2)方法
　　　(3)結果と考察
　　4.本調査
　　　(1)目的
　　　(2)方法
　　　(3)結果と考察
　　5.研究4についての全体的考察
　第4節　第2章のまとめ
　　1.尺度の検討結果のまとめ
　　2.3尺度の内容的妥当性
　　3.3つの尺度の関係
第3章　男性役割に対する態度と感情制御との関係についての調査研究
　第1節　予備調査(研究5)
　　1.研究5の目的
　　2.方法
　　　(1)測定具
　　　(2)調査時期と調査対象者
　　3.結果と考察
　　　(1)尺度の信頼性
　　　(2)GRCSおよびMRNIとTAS?20との相関
　　　(3)GRCSおよびMRNIとその他の変数との相関
　　4.研究5についての全体的考察
　第2節　本調査(研究6)
　　1.研究6の目的
　　2.方法
　　　(1)測定具
　　　(2)調査時期と調査対象者
　　3.結果と考察
　　　(1)調査協力者の属性等
　　　(2)尺度の平均得点等
　　　(3)各変数の世代別比較
　　　(4)男性役割に対する態度とTAS?20との相関
　　4.　研究6についての全体的考察
　第3節　感情の種類別にみた男性の感情制御(研究7)
　　1.　研究7についての全体的考察
　　2. 方法
　　　(1)測定具
　　　(2)調査時期と調査対象者
　　3. 結果と考察
　　　(1)種類別の感情認知および表出の様子
　　　(2)RESSとTAS?20との相関
　第4節　第3章のまとめ
第4章　絵合的考察
　第1節　研究結果のまとめ
　第2節　臨床への応用可能性
　第3節 今後の課題と研究の方向
結論
要約
あとがき
文献
資料　本調査　調査票等