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歌合・定数歌全釈叢書4和泉式部百首全釈

定価: 8,800 (本体 8,000 円+税)
歌合や百首歌は独特の形態・意味を持ち、平安時代から中世にかけて盛んに行なわれた。本叢書ではこれらの作品群に光をあてる。全釈は本文異同の検討をふまえ〔通釈〕〔語釈〕〔参考〕などの各項目を備え、解説、歌句索引と系図・年表などの資料を付す。
【第4巻 解説】
和泉式部集の冒頭に置かれた春・夏・秋・冬・恋の五部で構成される歌群に全釈を施す。「百首」という形式の意味を問い、和泉式部の生に即した精緻な注釈を施す。

【著者紹介】
久保木寿子(くぼき としこ)
白梅学園短期大学教授
 著書
「初期百首と私家集」(『王朝私家集の成立と展開』)平成2・1 風間書房、など
目次を表示します。
凡例
全釈
解説
 一、本文について
 二、初期百首歌の概容
 三、和泉式部の連作歌・群作歌
 四、和泉百首の成立
 五、和泉百首成立の背景
 六、表現の特徴
 七、和泉百首の男歌・女歌
 八、「恋」部の性格―万葉歌・古今六帖歌摂取を通じて―
参考文献 
各句索引
あとがき
著者久保木寿子 著
発行年月日2004年05月15日
頁数258頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1412-2