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幼児の課題選択行動の変化に関する実証的研究

定価: 6,050 (本体 5,500 円+税)
幼児が選択する課題の難易度が、場面の違いによって易しい、中位、難しいと変化するのは目標が異なるためであることを実証的に明らかにした書。

【著者略歴】
田中幸代(たなか さちよ)
1959年 福岡市に生まれる
1984年 広島大学大学院教育学研究科修士課程幼児学専攻(幼児心理学講座)修了
2002年 心理学博士(広島大学)
現在 中村学園大学人間発達学部人間発達学科助教授
目次を表示します。
第1章 問題と目的 
 第1節 課題選択行動研究の位置付けと先行研究
   1.課題選択行動研究の位置付け
   2.課題選択行動に関する先行研究
 第2節 本研究の目的と実験計画
   1.幼児の課題選択行動に関する先行研究
   2.本研究の目的と実験計画
第2章 幼児の課題選択行動に関する実証的研究 
 第1節 幼児と児童の努力推測に能力情報が及ぼす効果(実験1)
   1.目的
   2.方法
   3.結果
   4.考察
 第2節 実験者の存在が幼児の課題選択行動に及ぼす効果(実験2)
   1.目的
   2.方法
   3.結果
   4.考察
 第3節 興味喚起が幼児の課題選択行動に及ぼす効果(実験3)
   1.目的
   2.方法
   3.結果
   4.考察
 第4節 成功価提示が幼児の課邁選択行動に及ぼす効果(実験4)
   1.目的
   2.方法
   3.結果
   4.考察
第3章 総合考察と今後の課題
 第1節 総合考察
   1.幼児の努力の捉え方の特徴
   2.幼児の課題選択行動に影響を及ぼす要因
   3.保育の実践における本研究の意義
 第2節 今後の課題
   1.課題選択条件と課題選択目標
   2.課題遂行過程の中の課題選択行動
引用文献
資料
謝辞 
著者田中幸代 著
発行年月日2004年10月15日
頁数112頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1452-8