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画像の記憶における言語的符号化の影響

定価: 8,250 (本体 7,500 円+税)
線画や顔など、画像情報の記憶に対して、言語的符号化はどのような役割を持つのだろうか。本書では統合的かつ分析的な観点からこの問題を明らかにする。

【著者略歴】
北神慎司(きたがみ しんじ)
1974年 岡山県倉敷市に生まれる
1997年 同志社大学文学部文化学科教育学専攻卒業
2002年 京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修認定退学
2002年 島根大学法文学部講師
2003年 京都大学博士(教育学) 現在に至る
目次を表示します。
第1章 序論
 第1節 本書の目的と構成
 第2節 先行研究の概観
 第3節 第1章の要約
第2章 無意味画像の記憶に対する言語的符号化の影響
 第1節 実験1:課題要求の操作による言語的符号化の促進・妨害効果の
検討
 第2節 実験2:構音抑制を用いた言語的符号化の質的検討
 第3節 実験3:画像とその背景色の記憶に対する言語的符号化の影響の
検討
 第4節 総合考察
 第5節 第2章の要約
第3章 視覚シンボルの記憶に対する言語的符号化の影響
 第1節 実験4:偶発学習事態におけるラベルの生成効果の検討
 第2節 実験5:意図学習事態におけるラベルの生成効果の検討
 第3節 総合考察
 第4節 第3章の要約
第4章 顔の記憶に対する言語的符号化の影響
 第1節 先行研究の概観
 第2節 実験6:平均顔をターゲットとしたテストセットの類似度が及ぼ
す影響の検討
 第3節 実験7:合成顔をターゲットとしたテストセットの類似度が及ぼ
す影響の検討
 第4節 実験8:記銘時間の変更とテストセットの類似度が及ぼす影響の
検討
 第5節 総合考察
 第6節 第4章の要約
第5章 全体的考察
 第1節 画像情報の記憶に対して言語情報の持つ役割とは?
 第2節 本書のまとめ
引用文献 
本書と公刊されている論文の対応について
あとがき

著者北神慎司 著
発行年月日2004年09月15日
頁数154頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1451-1