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認知的複雑性の発達社会心理学

児童期から青年期における対人情報処理システムの変化

定価: 7,920 (本体 7,200 円+税)

児童から成人までの認知的複雑性の発達的変化と発達メカニズムについて認知心理学的視点を含めて検討し、発達に伴う個人の情報処理システムの変化を解明する。

【著者略歴】
鈴木佳苗(すずき かなえ)
1995年 お茶の水女子大学文教育学部卒業
2001年 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了
博士(人文科学)
現在 筑波大学図書館情報学系講師
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
はじめに
第Ⅰ部 序論
 第1章 認知的複雑性の発達に関する理論的背景
  1.1 認知的複雑性
  1.2 認知的複雑性の発達に関する理論
 第2章 認知的複雑性の発達に関する諸研究
  2.1 自由記述法を用いた研究
  2.2 Repテストを用いた研究
  2.3 認知的複雑性の発達に関する先行知見の整理
 第3章 対人情報処理過程の発達
  3.1 自由記述法とRepテストが測定する対人情報処理過程
  3.2 対人情報処理過程と記憶システム
  3.3 認知的複雑性の発達的変化に関する理論的モデル
  3.4 理論的モデルの課題と発展
 第4章 認知的複雑性の発達に関する研究課題と目的
  4.1 日的1
  4.2 日的2
  4.3 日的3
  4.4 本書の構成
第Ⅱ部 認知的複雑性の発達に関する実証研究
 第5章 記述法による認知的複雑性得点の発達的変化
  5.1 研究1
  5.2 研究2
  5.3 結論
第6章 Repテストによる認知的複雑性得点の発達的変化
  6.1 研究3
  6.2 研究4
  6.3 研究5
  6.4 結論
 第7章 認知的複雑性得点の発達的変化のメカニズム
  7.1 研究6
  7.2 結論
第Ⅲ部 対人情報処理システムの発達モデルの提案
 第8章 研究の総括
  8.1 目的1とその成果
  8.2 目的2とその成果
  8.3 目的3とその成果
 第9章 対人情報処理システムの発達モデルの提案
  9.1 対人情報処理システムの発達モデル
  9.2 表象・貯蔵過程の発達
  9.3 判断過程の発達
  9.4 年齢グループごとの情報処理の特徴
 第10章 本研究の意義
  10.1 本研究の意義
  10.2 今後の課題
引用文献
付録
著者鈴木佳苗 著
発行年月日2004年02月29日
頁数202頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1421-4