挑発場面における児童の社会的コンピテンス
定価:
13,200
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12,000
円+税)
- 目次を表示します。
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第1部 本研究の理論的背景
第1章 社会的コンピテンスの概念化についての考察
第1節 緒言
第2節 社会的コンピテンスの定義の概観
第3節 社会的コンピテンスの定義の批判的検討
第4節 社会的情報処理と社会的コンピテンス
第2章 社会的問題場面
第1節 情緒的意味に基づく社会的場面の分類
第2節 問題解決場面としての社会的場面
第3章 社会認知的制御モデルの構成
第1節 社会的情報処理モデルの起源
第2節 社会的情報処理モデルの概観
第3節 社会的情報処理モデルの統合―社会認知的制御モデルの構成―
第4節 仲間による挑発場面における社会認知的制御モデルの構成
第4章 本研究の目的
第2部 挑発場面における社会認知的制御と応答的行動との関連についての
研究
第5章 研究1:挑発状況の解釈,対人的目標設定,応答的行動の有効性
判断と応答的行動との関連
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果と考察
第4節 討論
第6章 研究2:社会認知的制御の諸変数と応答的行動の関連(1)
―探索的研究―
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果と考察
第4節 討論
第7章 研究3:社会認知的制御の諸変数と応答的行動の関連(2)
―社会的望ましさの統制―
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果と考察
第4節 討論
第8章 第2部の総合的考察
第3部 加害者の要因が挑発場面における被害者の社会認知的制御と応答的
行動に及ぼす効果の検討
第9章 研究4:加害者の行動特徴が,被害者の社会認知的制御と
応答的行動に及ぼす効果の検討
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果と考察
第4節 討論
第10章 研究5:加害者と被害者との関係が被害者の社会認知的
制御と応答的行動に及ぼす効果の検討
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果と考察
第4節 討論
第11章 研究6:加害行為の原因が被害者の社会認知的制御と応答的行動に
及ぼす効果の検討
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果と考察
第4節 討論
第12章 第3部の総合的考察
第4部 被害者の個人的属性と挑発場面における社会認知的制御ならびに応答
的行動との関連性の検討
第13章 被害者の個人的属性と挑発場面における社会認知的制御ならびに
応答的行動の関連についての諸課題
第14章 研究7-1:被害者児童の学級内での社会的地位と社会認知的制御
ならびに応答的行動との関連性の検討(1)
―被害者児童の学級内での社会的地位と挑発状況の解
釈,対人的目標設定,応答的行動の有効性判断なら
びに応答的行動との関連性の検討―
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果と考察
第4節 討論
第15章 研究7-2:被害者児童の学級内での社会的地位と社会認知的制御
ならびに応答的行動との関連性の検討(2)
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果と考察
第4節 討論
第16章 研究8:被害者児童の人格特性が挑発場面における社会認知的制御
と応答的行動に及ぼす効果の検討(1)
―児童用主張性尺度の構成―
第1節 問題と目的
第2節 研究8-1 1.目的
2.方法
3.結果と考察
第3節 研究8-2 1.目的
2.方法
3.結果と考察
第17章 研究9:被害者児童の人格特性が挑発場面における
社会認知的制御と応答的行動に及ぼす効果の検討(2)
―児童の主張性,愛他性,攻撃性が挑発場面における
社会認知的制御と応答的行動に及ぼす効果の検討―
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果と考察
第4節 討論
第18章 研究10:挑発場面における社会認知的制御モデルの妥当性の検討
―反応的攻撃性の高い児童の社会認知的制御の検討―
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果と考察
第19章 第4部の総合的考察
第20章 本研究全体のまとめと今後の課題
第1節 本研究全体の概観
第2節 社会認知的制御諸変数の機能についての考察
第3節 方法論的な問題と今後の課題
引用文献
謝辞
付録1 社会認知的制御変数と応答的行動の測定方法
付録2 「応答的行動の産出」における反応の分類カテゴリー
付録3 挑発場面における社会的認知質問紙の項目