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感情・感覚・行動に及ぼす否定形暗示文の作用過程

定価: 9,900 (本体 9,000 円+税)
様々な感情・感覚を否定形暗示文の作用を通して細分化し、感情等の調整方法について基礎的資料を提示。また否定の意味の解明からとらわれの構造についても追究。
目次を表示します。
はじめに
第1章 序論
第2章 否定の概念及び定義
 第1節 哲学における否定の定義
 第2節 言語学における否定の定義
 第3節 心理学における否定の定義
 第4節 本研究における否定の定義
第3章 否定の内容に関する研究
第4章 否定の構造的特徴に関する研究
 第1節 否定文の認知における特性
 第2節 記憶・知識検索過程における否定文の及ぼす影響
 第3節 行動の制御における否定文の及ぼす影響
 第4節 感情・感覚における否定文の及ぼす影響
第5章 本研究の目的
第6章 様々な心的領域における否定形暗示文の影響
 第1節 研究1 感情・感覚領域における否定形暗示文の影響
 第2節 研究2 感情・行動感覚領域における否定形暗示文の影響
 第3節 研究3 視覚・聴覚領域における否定形暗示文の影響
 第4節 研究4 味覚・嗅覚領域における否定形暗示文の影響
 第5節 研究5 味覚領域における否定形暗示文の影響
 第6節 研究6 行動における否定形暗示文の影響
 第7節 本章のまとめ
第7章 否定形暗示文が否定・肯定両方の影響を及ぼす領域の特性
 第1節 研究7 快で活性度の高い感情における否定形暗示文の影響
 第2節 研究8 不快で活性度の高い行動感覚における否定形暗示文の影響
 第3節 研究9 視覚領域における否定形暗示文の影響
 第4節 本章のまとめ
第8章 否定形暗示文が否定として作用する領域の特性
 第1節 研究10 否定語の数に関する要因の検討
 第2節 研究11 二重否定形暗示文(否定語の数2)の特性(1)
 第3節 研究12 二重否定形暗示文(否定語の数2)の特性(2)
 第4節 本章のまとめ
第9章 否定形暗示文の作用における2者の関係性と性格要因の検討
 第1節 研究13 否定形暗示文の作用における2者の関係性と性格要因の
     検討
 第2節 本章のまとめ
第10章 臨床場面における否定文の特性
 第1節 事例の検討
 第2節 本章のまとめ
第11章 総合考察
 第1節 否定形暗示文の作用からみた様々な心的領域の分類について
 第2節 否定の特性について
 第3節 臨床場面における否定文の特性
 第4節 今後の課題
要約
引用文献
付記
あとがき
著者宮下敏恵 著
発行年月日2004年02月15日
頁数224頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1403-0