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高齢者への家族介護に関する心理学的研究

定価： 5,720 円（本体 5,200 円＋税）

高齢者介護意識の世代別の把握と高齢者への家族の介護機能特性の検証から、介護機能の世代間の継承性と、生活場の変動にかかわらず恒常性があることを解明した。

【著者略歴】
石井京子(いしい　きょうこ)
1976年　九州大学大学院教育学研究科(教育心理学)博士課程単位取得満期退学
1986年　藍野医療技術専門学校講師
1993年　藍野学院短期大学看護学科助教授
1995年　臨床心理士
2000年　大阪市立大学看護短期大学部教授
2001年　博士(臨床教育学)(武庫川女子大学)
2004年　大阪市立大学医学部看護学科教授　現在に至る
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
発刊に寄せて
序章
第1章　高齢者への家族介護研究の意義
　第1節　高齢者研究の今日的重要性
　第2節　高齢社会における家族研究
　第3節　高齢者への介護
　第4節　高齢者への社会福祉施策の推移
第2章　高齢者への家族介護
　第1節　家族機能の諸相
　第2節　高齢者への家族の介護機能
　第3節　本論文の構成
第3章　高齢者への介護意識に関する実証的研究(調査1)
第4章　高齢者の社会的入院に対する家族の意識に関する実証的研究(調査2)
第5章　高齢者への家族の介護機能に関する実証的研究(調査3)
　第1節　高齢者への家族の介護機能尺度の作成
　第2節　高齢者への家族の介護機能の世代間継承
　第3節　高齢者への家族の介護に対する高齢者の認知と家族認知の関係
第6章　高齢者への家族の介護機能の恒常性に関する実証的研究(調査4・5・6)
第7章　高齢者への家族の介護機能に影響する要因に関する実証的研究
　第1節　高齢者からの関わり方が家族の介護機能に及ぼす影響
　第2節　高齢者が生活場所を移動した後の家族の介護機能に影響する要因
第8章　高齢者への家族介護による家族と高齢者の心理的
　　　相互作用に関する実証的研究(調査7・8)
　第1節　高齢者介護が介護者に及ぼす心理的影響
　第2節　高齢者への介護が家族集団に及ぼす影響
　第3節　高齢者の入院が家族に及ぼす心理的交互作用
　第4節　高齢者の介護場所移行時における意思決定過程(調査8)
第9章　結語と今後の問題
用語　
文献　
あとがき　
謝辞　
著者石井京子 著
発行年月日2003年12月25日
頁数192頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1396-5