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子どものロールシャッハ法に関する研究

子どものロールシャッハ法に関する研究

新たな意義の構築に向けて

定価: 10,450 (本体 9,500 円+税)

日本人健常児研究、臨床研究と情報技術を活用したロールシャッハ・システムに関する研究。新たな時代に向けたロールシャッハ法の意義について考察を加えている。

【著者略歴】
松本真理子(まつもと まりこ)

1957年 静岡県に生まれる
1979年 名古屋大学教育学部卒業
1984年 名古屋大学大学院教育学研究科博士課程前期修了
2003年 名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士課程後期単位取得
2003年 名古屋大学より博士(心理学)の学位を授与される
現在 金城学院大学人間科学部助教授

専門は子どもの臨床心理学
目次を表示します。
はじめに
第1章 子どものロールシャッハ法研究に関する文献展望とその課題
 第1節 子どものロールシャッハ法研究における歴史と問題
 第2節 健常児研究に関する文献展望
 第3節 わが国の臨床研究に関する文献展望
 第4節 子どものロールシャッハ法研究における課題
第2章 本論文における問題と目的
 第1節 本論文における問題の所在と目的
 第2節 本論文の構成
第3章 ロールシャッハ法からみた日本人健常児童の人格特徴
 第1節 発達的視点からみた日本人健常児童の人格特徴
  1.日本人健常児童に関する研究の問題 
  2.目的 
  3.方法
  4.結果
  5.考察
  6.要約
 第2節 国際比較にみる日本人健常児童に関する研究
  1.ロールシャッハ法における国際比較の視点 
  2.目的 
  3.方法 
  4.結果 
  5.考察 
  6.要約 
第3節 時代比較にみる日本人健常児童に関する研究
  1.ロールシャッハ法における時代比較の視点 
  2.目的 
  3.方法 
  4.結果 
  5.考察 
  6.要約 
第4章 ロールシャッハ法からみた児童臨床
 第1節 ロールシャッハ法における児童期統合失調症の特徴に関する研究
  1.児童期統合失調症におけるロールシャッハ法研究の歴史と問題 
  2.児童期統合失調症の概念について 
  3.目的 
  4.方法 
  5.結果
  6.考察
  7.要約
第5章 ロールシャッハ法と情報技術
 第1節 情報技術を活用したロールシャッハ法の解析・解釈
     およびデータ集積システムに関する研究
  1.問題
  2.目的
  3.方法
  4.結果
  5.考察
  6.要約
第6章 総括的討論
 第1節 本研究の結果のまとめ
  1.子どものロールシャッハ法研究に関する文献展望
  2.ロールシャッハ法からみた日本人健常児童の人格特徴に関する研究
  3.ロールシャッハ法における児童期統合失調症の特徴に関する研究
  4.情報技術を活用したロールシャッハ法の解析・解釈およびデータ集積
    システムに関する研究
 第2節 子どものロールシャッハ法についての総合的考察と今後の課題
  1.健常児研究の視点
  2.臨床研究の視点
 第3節 情報技術を活用したロールシャッハ法についての総合的考察と今後の課題
 第4節 ロールシャッハ法の新たな意義の構築に向けて
  1.基礎的研究
  2.応用研究
文献
日本人健常児童記述統計表
謝辞―あとがきにかえて―
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者松本真理子 著
発行年月日2003年11月15日
頁数204頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1395-8