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日本における交流分析の発展と実践

定価: 10,450 (本体 9,500 円+税)

1970年初頭にアメリカから導入された心理療法の理論である交流分析(Transactional Analysis)が、日本においてどのように発展し、実践されているかを詳述している。

【著者略歴】
繁田 千恵
1933年 東京に生まれる
1954年 聖心女学院英語専攻科卒
同 年 日本航空入社 客室乗務員
1970年 日本航空客室乗員訓練部講師
1987年 立正大学学生相談室 カウンセラー
1988年 現・池袋カウンセリングセンター カウンセラー
1994年 立正大学文学研究科社会学専攻修士課程修了
Southeast Instituteにおいて、交流分析による心理療法の専門家養成トレーニング開始
2000年 立正大学文学研究科哲学コース心理学専攻博士課程修了
博士(文学)
帝京平成大学教授を経て、
現在 NPO法人カウンセリング教育サポートセンター理事、TA心理研究所所長
目次を表示します。
はじめに
序論
第1部 臨床心理学における交流分析(TA)の位置づけ
第1章 TAの概要
第2章 エリック・バーンについて
第3章 エリック・バーンの理論哲学
第4章 TAのアドバンテージ(効用)
第5章 まとめ
第2部 エリック・バーンの基礎理論
第1章 理論の成り立ち
第2章 基礎理論
第3章 バーン理論への批判
第4章 まとめ
第3部 アメリカにおけるTA研究の動向
第1章 バーン以後の発展
集2章 サンフランシスコ学派とバーン記念賞受賞論文
集3章 カセクシス学派とバーン記念賞受賞論文
第4章 再決断学派とバーン記念賞受賞論文
第5章 その他の受賞論文の考察
第6章 まとめ
第4部 日本におけるTA研究の動向
第1章 歴史的経緯
第2章 日本におけるTA
第3章 日本におけるTAの活用に関する実態調査
第4章 まとめ
第5部 心理療法としてのTA研究
第1章 TAと心理臨床
第2章 バーンの治療哲学
第3章 心理療法のプロセス
第4章 まとめ
第6部 カウンセリングにおけるTAの活用範囲
第1章 抑うつ神経症の事例
第2章 産業カウンセリングにおけるTAの活用
第3章 臨床でのOK牧場の図式と性格適応型の活用
第4章 TAの限界および不適応ケースについて
第5章 まとめ
参考・引用文献
おわりに
謝辞
著者繁田千恵 著
発行年月日2003年12月15日
頁数350頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1394-1

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