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留学生の被援助志向性に関する心理学的研究

定価： 6,380 円（本体 5,800 円＋税）

本書は、留学生が周囲のヘルパーにどのように援助を求めるのか(被援助志向性)について調査し、それをもとに,留学生援助のあり方を提案したものである。

【著者略歴】
水野治久(みずの　はるひさ)
1965年　千葉県に生まれる
1990年　東京国際大学大学院社会学研究科応用社会学専攻修了
1997年　筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修了
2001年　博士(心理学)筑波大学
臨床心理士、学校心理士

麗澤大学国際交流課、学生相談室カウンセラー、一橋大学法学部留学生専門教育技官を経て、現在、東京成徳大学大学院心理学研究科助教授。

専門はカウンセリング心理学、異文化間カウンセリング、学校心理学。
※略歴は刊行当時のものです※
目次を表示します。
発刊によせて
序章　本研究の背景―留学生援助の実際―
第1章　本研究の目的,基本概念の定義
　第1節　本研究の目的と構成
　第2節　本研究の意義
　第3節　基本概念の定義
第2章　留学生の援助に関する研究の動向
　第1節　留学生のソーシャル・サポートと適応に関する研究の動向(文献研究1)
　第2節　被援助志向性に関する研究の動向(文献研究2)
第3章　留学生の援助に関する研究
　第1節　留学生のソーシャル・サポートと適応に関する研究(調査研究1)
　第2節 留学生の被援助志向性と適応に関する研究(調査研究2)
第4章　アジア系留学生の被援助志向性と社会・心理学的要因の関連
　第1節　専門的ヘルパーへの被援助志向性と社会・心理学的要因の関連(調査研究3)
　第2節　専門的,役割的,ボランティアヘルパーへの被援助志向性と社会・心理学的　
要因の関連(調査研究4)
第5章　総合的考察及び結論
　第1節　調査結果の理論的貢献
　第2節　調査結果の実践的貢献
　第3節　留学生援助の実際と被援助志向性
　第4節　本研究の課題
　第5節　結論　
引用文献目録
資料　
初出一覧　
あとがき
索引　
著者水野治久 著
発行年月日2003年02月15日
頁数194頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1352-1