博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社｜(株）風間書房

母子関係修復過程に関する実践的研究

祖母元型マトリックス・モデル

目次を表示します。

序
第1章　文献展望と本研究の位置づけ
　第1節　問題と目的
　第2節　事例研究法による母子関係修復過程の研究
　　1.心理学における事例研究法
　　2.臨床心理学における事例研究法
　　3.事例にみる母子関係修復過程
　第3節　本論文の研究方法と研究資料
　　1.研究方法
　　2.研究資料
第2章　実践例からみる母子関係の修復過程
　第1節　幼児期における母子関係の修復過程
　　1.事例1　授乳体験
　　2.事例2　躾の力
　　3.事例3　祖母―母―子のつながり
　　4.事例からみた幼児期の特徴
　第2節　学童期における母子関係の修復過程
　　1.事例4　母親からの独立戦争
　　2.事例5　母性の取り戻し
　　3.事例6　夫婦関係の改善
　　4.事例からみた学童期の特徴
　第3節　青年期における母子関係の修復過程
　　1.事例7　イメージの母の変容
　　2.事例8　母性との出会い
　　3.事例9　母親の愛情確認
　　4.事例10　母親の分離―個体化
　　5.事例からみた青年期の特徴
第3章　総合的考察
　第1節　母子関係修復過程にみられる各年代の特徴
　　1.外的関係と内的関係
　　2.母子関係の発達課題
　　3.祖母元型
　　4.まとめ
　第2節　母子関係修復の援助技法
　　1.母親へのアプローチ
　　　(1)並行母親面接
　　　(2)思春期クライエントの親面接
　　　(3)親面接の課題
　　2.子どもへのアプローチ
　　　(1)言語的方法による面接
　　　(2)非言語的方法による面接
　　3.関係性への援助―繋ぐ者としてのカウンセラー
　　　(1)人と人を繋ぐこと
　　　(2)心の層を繋ぐこと
　　4.まとめ
　第3節　本章のまとめと今後の課題
　　1.本章のまとめ―祖母元型マトリックス
　　2.今後の課題
　　(1)方法論上の問題
　　(2)女子学生への援助
　　(3)現代における母子関係への援助
文　献
あとがき