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子どもの性役割態度の形成と発達

子どもの性役割態度の形成と発達

定価: 5,280 (本体 4,800 円+税)
幼児から児童期にかけての性役割態度の発達とその関連要因について検討し、柔軟な態度が形成される過程を明らかにした実証的研究。教育への示唆に富む。
目次を表示します。
第1章 序論
 1.1 本研究の目的
 1.2 用語の定義と研究視点
  1.2.1 用語の定義
  1.2.2 性役割の側面
 1.3 従来の性役割発達研究
  1.3.1 性役割獲得の理論
  1.3.2 性役割の獲得に関する実証的研究
 1.4 性役割態度の発達に関連する研究の現状と問題点
  1.4.1 性役割観の柔軟性の研究
  1.4.2 感情的態度研究の概観
 1.5 性役割態度の関連要因
  1.5.1 親の影響
  1.5.2 親以外の要因
 1.6 性役割と勢力知覚
  1.6.1 感情的態度と勢力知覚
  1.6.2 性役割観と父親の権威
 1.7 性役割研究における比較研究の意義
 1.8 構成
第2章 性役割態度の発達とその関連要因(研究1)
 2.1 問題と目的
 2.2 方法
  2.2.1 予備調査
  2.2.2 本調査
 2.3 結果
  2.3.1 性役割観の発達
  2.3.2 感情的態度の発達
  2.3.3 関連要因の整理
  2.3.4 重回帰分析
 2.4 考察
 2.5 まとめ
第3章 感情的態度とジェンダー間勢力知覚
 3.1感情的態度の発達(研究2)
  3.1.1 問題
  3.1.2 方法
  3.1.3 結果
  3.1.4 考察
 3.2 子どものジェンダー間勢力知覚と感情的態度との関係(研究3)
  3.2.1 子どものジェンダー間勢力知覚
  3.2.2 子どものジェンダー間勢力知覚と感情的態度との関係
 3.3 まとめ
第4章 子どもの性役割観に及ぼす親の影響(研究4)
 4.1 問題と目的
 4.2 方法
  4.2.1 尺度
  4.2.2 調査対象
  4.2.3 手続き
 4.3 結果
  4.3.1 各尺度の検討
  4.3.2 各尺度の得点について
  4.3.3 親のデモグラフィツク要因との関連
  4.3.4 子どもの性役割観の規定要因
  4.3.5 父母の性役割観の不一致と子どもの性役割観との関連
 4.4 考察
 4.5 まとめ
第5章 子どもの性役割観に及ぼす親の影響(研究5)
    ―日韓比較研究―
 5.1 目的
 5.2 方法
  5.2.1 調査対象
  5.2.2 調査内容
  5.2.3 手続き
 5.3 結果
  5.3.1 尺度の検討
  5.3.2 性と文化の効果
  5.3.3 子どもの性役割観の規定要因
 5.4 考察
 5.5 まとめ
第6章 総括的討論
 6.1 結果の総括
 6.2 性役割態度の発達
 6.3 性役割態度の関連要因についての考察
  6.3.1 親の影響
  6.3.2 女子の職業に対する親の期待
  6.3.3 勢力知覚との関係
 6.4 性差に関する考察
  6.4.1 なぜ性役割の評価に差が生じるのか
  6.4.2 役割変化
 6.5 文化的考察
 6.6 今後の課題
 6.7 研究の意義
 6.8 ジェンダー・フリーの教育へ向けて
引用文献
付録
あとがき

申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者相良順子 著
発行年月日2002年11月25日
頁数146頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1339-2