博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社｜(株）風間書房

顔の特徴情報を探る実験的研究

表情・性・年齢情報を中心に

目次を表示します。

序　章
　1.顔研究について―その研究領域と研究の意義―
　2.人は顔の何を見ているのか―顔の情報を探る―
　3.顔の持つ情報―表情・性別・年齢―
第1章　表情を作る特徴情報の特定
　1.表情の生得性と文化を越えた普遍性と特殊性
　　　―表情の表出規制の文化差について―
　2.表情のごまかし(deception)と漏洩(leakage)について
　3.表情表出における顔の上下の違いについて
　　3.1.表情表出における顔の部分の役割の違い
　　3.2.顔面筋の神経支配
　　3.3.顔面筋の進化
　4.日本人の顔のごまかしの識別実験
　　4.1.表情刺激の作成方法
　　4.2.表情判別実験1―その1:音声と顔の比較―
　　4.3.結果
　　4.4.表情判別実験1―その2:顔の上部と顔の下部の比較―
　　4.5.結果
　　4.6.考察
　5.顔面筋研究について
　　5.1.顔面筋研究の概要
　　5.2.実験2　表情の筋電図による分析1―基本表情を動かす顔面筋―
　　5.3.実験3　筋電図による表情分析2
―顔面筋の機能的な差異について―
　　5.4.実験2・実験3の考察
　6.表情研究についての考察
第2章　性別に関する顔の情報
1.男女による身体の生物的特徴の違い
　2.顔の計測データに基づき男女を分ける顔特徴を探る計測と分析その1
　3.ヒトによる男女の顔の識別
―日本人男女平均顔の日本人による識別実験―
　　3.1.実験4　顔の男女識別
　4.顔の男女識別の考察
第3章　顔の年齢情報
1.年齢情報とは
　2.顔の計測データに基づき年齢を分ける顔特徴を探る計測と分析その2
第4章　顔に対するイメージについて―年齢と性別に関わるイメージ―
1.顔の評価研究
　　1.1.計測データと顔の評価に基づく分析　計測と分析その3
　2.顔画像イメージ生成
　　2.1.実験5　顔イメージ生成
　3.顔のイメージ研究の考察
第5章　総合的考察と展望
引用文献
後記