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抑うつと不安の関係を説明する認知行動モデル

抑うつと不安の関係を説明する認知行動モデル

定価: 7,480 (本体 6,800 円+税)
抑うつと不安の関係を説明する「抑うつと不安の認知行動(DAC)モデル」を構築し、実験的に検証し、さらにそのモデルに基づく認知行動療法の効果を示した書。
【この書籍は品切です。重版は未定です。(2010.7.15~)
目次を表示します。
緒言
第1章 序論
 第1節 抑うつと不安の関係を説明する認知行動モデルの意義
 第2節 抑うつと不安の両者を含む認知行動モデルの検討
  第1項 ABCモデルと認知の歪みモデルの検討
  第2項 無力感―絶望感モデルの検討
 第3節 抑うつと不安を測定する質問紙の検討
 第4節 本研究の立場
第2章 本研究の目的と構成
 第1節 本研究の目的
 第2節 本研究の基本モデル
 第3節 本研究の意義
 第4節 本研究の構成
第3章 抑うつ気分と不安気分を測定する質問紙の開発
 第1節 本章の問題と目的
 第2節 Depression and Anxiety Mood Scale(DAMS)の開発(調査1)
 第3節 DAMSの再検査信頼性と構成概念妥当性の検討(調査2)
 第4節 DAMSの信頼性と気分変動への鋭敏さの検討(調査3)
 第5節 DAMSの成人への適用可能性の検討(調査4)
 第6節 DAMSの臨床的妥当性の検討(調査5)
 第7節 本章の結論
第4章 抑うつと不安の関係を認知の側面から説明する自動思考と気分の認知
行動モデルの構築
 第1節 本章の問題と目的
 第2節 Depression and Anxiety Cognition Scale(DACS)の開発
    (調査6)
 第3節 抑うつと不安の自動思考と気分を含む認知行動モデルの構築1
    (調査7)
 第4節 抑うつと不安の自動思考と気分を含む認知行動モデルの構築2
    (調査8)
 第5節 本章の結論
第5章 抑うつと不安の自動思考と気分を含む認知行動モデルの実験的検証
 第1節 本章の問題と目的
 第2節 抑うつ気分と不安気分,および将来否定と脅威・嫌悪状況
     予測の自動思考の因果関係の実験的検証1(実験1)
 第3節 抑うつ気分と不安気分,および将来否定と脅威・嫌悪状況
     予測の自動思考の因果関係の実験的検証2(実験2)
 第4節 将来否定および脅威・嫌悪状況予測と,過去・現在否定と
     状況の脅威度・嫌悪度および自己否定の自動思考の因果関
     係の実験的検証(実験3)
 第5節 本章の結論
第6章 抑うつと不安の自動思考と気分を含む認知行動モデルの拡張
 第1節 本章の問題と目的
 第2節 抑うつと不安の自動思考と気分を含む認知行動モデルの
     不合理な信念への拡張(調査9)
 第3節 抑うつと不安の自軌思考と気分を含む認知行動モデルの
     認知内容と気分を除外した各種症状への拡張(調査10)
 第4節 本章の結論
第7章 抑うつと不安の関係を説明することのできる認知行動モデル
    (DACモデル)に基づく認知行動療法の効果の検証
 第1節 本章の問題と目的
 第2節 DACモデルに基づく認知行動療法のCACによる抑うつと
     不安の低減効果の検証(実験4)
 第3節 DACモデルに基づく認知行動療法のケース研究による
     社会不安障害への効果の確認
 第4節 本章の結論
第8章 本研究の総括 
 第1節 本研究の結果の要約
 第2節 本研究の総合考察
引用文献
あとがき
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者福井至 著
発行年月日2002年01月31日
頁数192頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1299-9