博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

粘土造形の心理学的・行動学的研究

ヒト幼児およびチンパンジーの粘土遊び

定価: 9,900 (本体 9,000 円+税)

ヒト幼児およびチンパンジーが“ねんど遊び”でみせる行動や作品を心理学と行動学の手法で分析。立体造形独特の発達を個体発生、系統発生の面から明らかにした。

【著者略歴】
中川織江(なかがわ おりえ)
北海道出身
1968年 東京教育大学(現筑波大学)教育学部芸術学科彫塑専攻卒業
1975年 香川栄養学校調理師科卒業
1997年 日本女子大学大学院文学研究科博士課程後期修了
博士(文学)
現在 日本女子大学人間社会学部講師(非常勤)
目次を表示します。

第1章 序論
 第1節 個体発生の視点からみた造形
 第2節 系統発生の視点からみた造形
 第3節 本研究の目的
第2章 実験の概説
 第1節 ヒト幼児の粘土造形(実験Ⅰ)
 第2節 チンパンジーの粘土造形(実験Ⅱ)
第3章 予備実験
 第1節 適切な粘土の固さを調べる実験(予備実験1)
 第2節 適切な使用量と造形時間を調べる実験(予備実験2)
第4章 ヒト幼児の粘土造形(実験Ⅰ)
 第1節 実験の条件と環境
 第2節 造形時間と接触頻度
第3節 操作の発達過程 
第4節 作品形態の発達過程
第5節 操作と作品形態の関連
第6節 本章のまとめ 
第5章 チンパンジーの粘土造形(実験Ⅱ)
 第1節 実験の条件と環境
 第2節 接触数
 第3節 操作の進展
 第4節 形態の出現
 第5節 操作と形態の関連
第6章 考察と結論
第1節 ヒト幼児における「粘土造形」と「描画」の比較 
第2節 チンパンジーにおける「粘土造形」と「描画」の比較
第3節 ヒト幼児とチンパンジーの操作の比較
第4節 ヒト幼児とチンパンジーの作品形態の比較
第5節 今後の課題
文献
あとがき
索引
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者中川織江 著
発行年月日2001年02月28日
頁数182頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1253-1