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算数文章題の解決におけるメタ認知の研究

算数文章題の解決におけるメタ認知の研究

定価: 6,050 (本体 5,500 円+税)
本書では、新しいメタ認知測定法を用いて、子どもの算数文章題の解決過程におけるメタ認知の機能を解明し、文章題指導への示唆を示した。
【この書籍は現在品切です。重版は未定です(2011.5.11~)】


【著者略歴】
岡本真彦(おかもと まさひこ)
1967年 高知県に生まれる
1990年 高知大学教育学部卒業
1992年 大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程修了
1993年 広島大学大学院教育学研究科博士課程後期中途退学
    大阪府立大学総合科学部助手を経て
1997年 同上講師
1998年 博士(心理学)広島大学
    現在に至る
目次を表示します。
はじめに
第1章 メタ認知研究と算数文章題の解決過程
第1節 メタ認知研究の展開
1.メタ認知の定義
2.記憶課題における実験的研究
3.応用領域における実践的研究
第2節 算数文章題の解決過程
1.文章題解決の4段階説
 2.文章題解決の規定因
第3節 問題の提起と本研究の目的
第2章 解決諸過程におけるメタ認知の検討
第1節 問題と目的
第2節 解決能力によるメタ認知の相違
1.目的
2.方法
3.結果
4.考察
第3節 メタ認知知識と知能が文章題の解決諸段階に及ぼす影響
1.目的
2.方法
3.結果
4.考察
第4節 メタ認知知識と知能が面積問題の解決諸段階に及ぼす影響
1.目的
2.方法
3.結果
4.考察
第5節 全体的考察
第3章 大学生における変換・統合・プラン段階でのモニタリングの機能
第1節 問題と目的
第2節 比較問題の解決における質問文先行提示の効果
1.目的
  2.方法
  3.結果と考察
第3節 過剰問題の解決における質問文先行提示の効果
1.目的
2.方法
3.結果
4.考察
第4節 全体的考察
第4章 小学生における変換・統合・プラン段階でのモニタリングの機能
第1節 問題と目的
第2節 過剰問題の解決における質問文先行提示の効果
1.目的
2.方法
3.結果
4.考察
第3節 過剰問題の解決における目標明示化の効果
1.目的
2.方法
3.結果
  4.考察
第4節 全体的考察
第5章 総合的考察と今後の課題
第1節 総合的考察
1.算数文章題の解決における小学校5年生のメタ認知の機能
  2.メタ認知測定法の有効性
第2節 今後の課題
引用文献
補記
あとがき
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。
著者岡本真彦 著
発行年月日1999年12月25日
頁数124頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1180-0