講座平安文学論究 第17輯
歌ことば―その発生と展開
定価:
13,200
円(本体
12,000
円+税)
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和歌風俗論序説―〈和歌は我国の風俗なり〉を起点に―(小川豊生)
歌ことばの発生と展開―屏風歌が担うもの―(高野晴代)
初期定数歌の歌ことば―その生成と展開―(久保木寿子)
歌ことば「おのがきぬぎぬ」考―歌語「きぬぎぬ」の探求―(片岡智子)
歌語「松帆の浦」をめぐって(徳原茂実)
歌枕「井手」の成立とその受容(佐藤雅代)
散り敷く景の表現と「庭」(田中大士)
寿ぎの歌ことば―「たのし」考―(谷知子)
歌ことばとジェンダー―「恋」を核とする語群の考察から―(近藤みゆき)
歌ことば―その発生と展開―源俊頼を中心に―(伊倉史人)
『俊頼髄脳』の本義(鈴木徳男)
『堀河百首』の歌語をめぐって―その受容と展開―(竹下豊)
『堀河百首』における万葉語摂取の様相(家永香織)
順徳院の歌ことば意識―『八雲御抄』「世俗言」の意味するもの―(寺島恒世)
『歌ことば―その発生と展開』主要参考文献目録(佐藤雅代)