博士論文・心理学・教育学など書籍・学術出版社|(株)風間書房

聴覚障害児の読話に関する実験的研究

定価: 9,350 (本体 8,500 円+税)
音節の見やすさである音節可視度という見やすさに関する新たな指標の臨床的な適用可能性をめぐり、諸種の日本語言語材料における実験にもとづき統合的に検討する。

【著者略歴】
齋藤友介(さいとう ゆうすけ)
1965年 埼玉県生まれ
1988年 法政大学文学部卒業
1990年 筑波大学大学院修士課程教育研究科修了
1996年 筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科修了
      厚生省国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所
      非常勤研究員を経て
現 在  大東文科大学文学部専任講師,博士(教育学)
専 攻 障害児心理学および教育心理学
目次を表示します。
【第Ⅰ部 序論】
第1章 問題の所在
 第1節 聴覚障害児(老)と読話
第2節 コミュニケーション手段としての読話の特性
第3節 聴覚障害児(者)の読話に関する研究
第4節 読話材料の可視性に関する研究
 第5節 本研究の位置づけ
【第Ⅱ部 本論】
第2章 研究目的と方法
 第1節 研究目的
 第2節 研究構成
 第3節 研究方法
第3章 実験的検討
第1節 実験Ⅰ『単音節同定課題による音節可視度に関する検討』
第2節 実験Ⅱ『無意味連続音節の読話における音節可視度の影響に関する
検討』
     実験Ⅱ-1『2音節材料における検討』
     実験Ⅱ-2『3音節材料における検討』
第3節 実験Ⅲ『単語の読話における音節可視度の影響に関する検討』
     実験Ⅲ-1『1音節混入条件における検討』
     実験Ⅲ-2『2音節混入条件における検討』
 第4節 実験Ⅳ『短文・句の読話における音節可視度の影響に関する検討』
第4章 研究の要約ならびに総合的考察
 第1節 研究の要約
 第2節 線合的考察
【第Ⅲ部 結論】
第5章 結論
 第1節 結論
 第2節 教育的示唆
文献
著者齋藤友介 著
発行年月日1999年03月15日
頁数216頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-1120-6