睡眠時の記憶過程
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序章 研究課題と本書の構成
§1 睡眠学習と睡眠時の条件づけ
§2 本書の構成
第1部 序論(文献研究)
第1章 本研究の目的と仮説
§1 本研究の目的
§2 本研究の仮説
第2章 情報処理過程の階層性とモデル
§1 人間における情報処理の階層性
§2 選択的注意のモデル
§3 記憶のモデル
§4 階層性の概念による情報処理過程モデルの整理
第3章 睡眠時の情報処理
§1 睡眠時における感覚処理過程
§2 睡眠時における記憶検索及び出力選択過程
§3 睡眠時における記憶の獲得過程
第4章 覚醒・睡眠状態の調節と覚醒水準
§1 覚醒・睡眠状態の測定と分類
§2 覚醒・睡眠状態の調節機構
§3 NREM睡眠時における覚醒水準
第5章 慣れ及び心拍条件づけの機構
§1 慣れの理論
§2 慣れの神経機構
§3 古典的条件づけの特徴
§4 心拍条件づけの神経機構
第6章 脳―心臓系の機構とその刺激反応性
§1 心臓系の構造と機能
§2 心電図の測定と心拍数
§3 心臓系の中枢性支配と行動状態
§4 覚醒・睡眠時における脳―心臓系の刺激反応性
第2部 本論(実験研究)
第7章 覚醒時の分化条件づけによる睡眠時の感覚処理
記憶検索,及び出力選択過程の検討
§1 目的
§2 方法
§3 結果
§4 考察
第8章 心拍反応の慣れによる睡眠時の記憶獲得過程の検討
§1 目的
§2 単一CSによる睡眠時TRCの事例検討
§3 2種のCSによる睡眠時TRCの事例検討
§4 考察
第9章 心拍条件づけによる睡眠時の記憶獲得過程の検討
§1 目的
§2 方法
§3 結果
§4 考察
第10章 睡眠時の記憶獲得過程に覚醒水準が及ぼす影響:心拍条件づけに
よる検討
§1 目的
§2 睡眠段階2における長期的条件づけの事例検討
§3 睡眠段階3+4における長期的条件づけの事例検討
§4 睡眠段階2及び3+4における長期の分化条件づけ:1事例内における
検討
§5 考察
第3部 総括
第11章 人間の情報処理過程の階層性と睡眠時の古典的条件づけ
§1 無意識時の情報処理から推論される情報処理の階層性
§2 睡眠時の古典的条件づけに関する理論的考察
第12章 本研究の結論と今後の課題
§1 結論
§2 今後の課題
後記
参考文献
人名索引
事項索引