重度精神遅滞児の行動調整の発達に関する研究
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はじめに
第1章 序論
第1節 健常児の行動調整に関する研究の動向
1.行動調整の理論的背景―Vygotskyの理論―
2.Luriaの行動調整に関する実験パラダイムと発達段階
3.行動調整の大脳におけるメカニズム
4.健常児の行動調整に関するその他の研究
第2節 精神遅滞児の行動調整に関する研究の動向
1.精神遅滞児の行動調整に関するLuriaの知見
2.精神遅滞児の行動調整に関するその他の研究
第3節 研究の課題と目的―重度精神遅滞児における行動調整の発達―
1.課題
2.目的
第4節 論文の構成
第2章 健常乳幼児・重度精神遅滞児の行動調整に関する検討
第1節 本章の目的―非言語媒介過程による行動調整の発達モデルの構築―
第2節 健常乳幼児の行動調整の発達(実験1)
1.目的
2.方法
3.結果
1)単位反応数における結果
2)健常児群の縦断的検討
4.小考察
第3節 重度精神遅滞児の行動調整の発達(実験2)
1.目的
2.方法
3.結果
1)単位反応数における結果
2)事例における各刺激系列の反応
3)非言語媒介過程による行動調整が推察される事例
4)健常児群の結果との比較
4.小考察
第4節 盲精神遅滞児・者の行動調整の発達(実験3)
1.目的
2.方法
3.結果
4.小考察
第5節 考察とまとめ
1.前言語期における行動調整の発達
2.重度精神遅滞児の行動調整の特徴
第3章 指導場面における種々の刺激による行動調整に関する検討
第1節 本章の目的―行動調整を指標とした指導場面の分析―
第2節 くすぐり遊び場面とバルブ押し場面における行動調整(観察1)
1.目的
2.方法
3.結果
1)くすぐり遊びにおける行動調整の結果
2)バルブ押しにおける行動調整の結果
3)バルブ押し場面における行動の解析
4.小考察
第3節 要求場面における行動調整(観察2)
1.目的
2.方法
3.結果
1)「要求行動の手掛かり調査」に関する結果
2)要求行動の内容と出現率の継時的変化
4.小考察
第4節 指示場面における行動調整(観察3)
1.目的
2.方法
3.結果
1)シーツブランコで遊ぶ場面における行動調整
2)靴をはく場面における行動調整
4.小考察
第5節 考察とまとめ
1.指導場面における重度精神遅滞児の行動調整の発達的特徴
2.指導場面における行動の誘発と指導
第4章 重度精神遅滞児の行動調整の発達と指導に関する基礎的研究
第1節 本章の目的
―重度精神遅滞児の行動調整の発達に応じた指導と課題―
第2節 重度精神遅滞児の行動に関する指導者の判断の特徴(実験4)
1.目的
2.方法
3.結果
4.小考察
第3節 指導者教育プログラムの試み(実験5)
1.目的
2.方法
3.結果
1)判断結果の追跡的検討
2)訓練群の判断に関する追跡的検討
3)非訓練群の判断に関する追跡的検討
4.小考察
第4節 考察とまとめ―指導者教育プログラムの課題―
資料
資料1
資料2
第5章 総合考察
第1節 非言語媒介過程による行動調整の仮説的発達段階
1.行動調整の仮説的発達段階と刺激系列
2.仮説的発達段階における問題点
第2節 指導場面における種々の刺激による行動調整
1.指導場面における種々の刺激と行動調整
2.指導場面における行動調整の問題点
第3節 行動調整の発達と指導
1.行動調整と指導者教育プログラム
2.指導に関する基礎的研究の問題点
第6章 結論―重度精神遅滞児の行動調整の発達―
第1節 非言語媒介過程による行動調整の発達
第2節 重度精神遅滞児の行動調整の発達
第3節 重度精神遅滞児の行動調整の発達を促進する指導
第7章 要約と今後の課題
第1節 要約
第2節 今後の課題
文献
謝辞