ストループ干渉に関する認知心理学的研究
定価:
8,800
円(本体
8,000
円+税)
- 目次を表示します。
-
第1章 序論
―画像情報と言語情報の相互作用に関する認知心理学的研究の概観―
第1節 人間の情報処理における画像情報と言語情報の相互作用
1.画像情報と言語情報の相互作用におけるストループ干渉
2.ストループ干渉研究の意義
3.ストループ干渉の歴史―認知心理学以前―
第2節 ストループ干渉のメカニズム
1.情報処理アプローチによるストループ干渉の研究
2.干渉の起こる3つの位置
3.反応競合仮説に対する批判
4.反応様式とセットサイズ
5.意味関連モデル
第3節 本研究における干渉メカニズムのモデル
第4節 画像情報と言語情報の認知の基礎過程
1.継時的な情報の統合能力
2.読みの発達
3.二言語併用者(バイリンガル)の認知
第5節 研究の問題設定と構成
1.研究の問題設定
2.研究の構成
第2章 画像情報と言語情報の命名における聴覚―視覚間ストループ干渉
第1節 実験1:線画命名課題における干渉
1.問題と目的
2.方法
3.結果
4.考察
第2節 実験1-a:線画における空自が命名時間に及ぼす効果
1.問題と目的
2.方法
3.結果と考察
第3節 実験2:単語読み課題における干渉
1.問題と目的
2.方法
3.結果
4.考察
第3章 画像情報の意味処理過程における聴覚―視覚間ストループ干渉
第1節 実験1:絵のカテゴリー化課題における干渉
1 問題と目的
2.方法
3.結果
4.考察
第2節 実験2:カテゴリー名を提示した際の絵のカテゴリー化課題に
おける干渉
1.方法
2 結果
3.考察
第4章 画像情報と言語情報の認知の基礎過程Ⅰ:読みの発達
第1節 実験1:構音抑制が単語読みに及ぼす効果
1.問題と目的
2.方法
3.結果
4.考察
第2節 実験2:幼児における単語の認知Ⅰ―カード分類課題―
1.問題と目的
2.方法
3.結果と考察
第3節 実験3:幼児における単語の認知Ⅱ―ストループ・逆ストループ
課題―
1.方法
2.結果と考察
第4節 幼児の単語認知についての考察
第5節 実験4:読みにおける作動記憶容量の測定I
l.問題と目的
2.方法
3.結果と考察
第6節 実験5:読みにおける作動記憶容量の測定Ⅲ
1.方法
2.結果
3.考察
第5章 画像情報と言語情報の認知の基礎過程Ⅱ:バイリンガルの認知
第1節 問題と目的
第2節 方法
第3節 結果
第4節 考察
第6章 画像情報と言語情報の認知の基礎過程Ⅲ:継時的な情報の統合能力
第1節 実験1:スリットを通した図形の命名
1.問題と目的
2.方法
3.結果と考察
第2節 実験2:スリットを通した図形の認知I
l.問題と目的
2.方法
3.結果と考察
第3節 実験3:スリットを通した図形の認知Ⅱ
1.方法
2.結果と考察
第4節 総合考察
第7章 研究結果の総括
第1節 研究結果の総括
第2節 研究結果の認知心理学的解釈
第3節 干渉メカニズム研究の今後の課題
第4節 画像情報と言語情報の相互作用に関して教育への示唆
引用文献
補記
あとがき