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算数問題解決過程の認知心理学的研究

定価: 9,900 (本体 9,000 円+税)
小学生には解決が難しいとされる割合文章題の解決過程を4つの下位過程に分類し、認知心理学的アプローチにより、下位過程の一つである統合過程の重要性を指摘。

【著者略歴】
多鹿秀継(たじか ひでつぐ)
1950年 兵庫県に生まれる
1976年 京都大学大学院教育学研究科博士課程中退
現在 愛知教育大学教育学部教授、教育学博士

【主な著書】
「記憶の検索過程に関する研究」(風間書房)
目次を表示します。
はしがき
1章 序論
 1 本研究の目的と意義 
  1-1 本研究の目的
  1-2 本研究の意義
 2 本研究領域の明確化 
  2-1 算数文章題解決過程
  2-2 算数文章題解決過程の研究に関連する諸領域
 3 本書の構成 
2章 算数文章題解決過程を吟味するための理論的背景
 1 算数文章題とは何か 
 2 認知心理学による算数文章題解決過程へのアプローチ
  2-1 認知心理学の概観
  2-2 認知心理学による算数文章題解決過程の分析
  2-3 行動主義による算数文章題解決過程の分析
 3 算数文章題の解決過程を説明する2つの理論的枠組み
  3-1 論理・数学的知識の発達
  3-2 言語的知識の発達
 4 算数文章題解決過程を構成している下位過程 
  4-1 算数文章題の理解過程
  4-2 算数文章題の解決過程
  4-3 算数文章題解決の4つの下位過程の適用例
3章 算数文章題解決過程における文章理解の分析
 1 実験1
  1-1 問題
  1-2 予備調査
  1-3 本実験の方法
  1-4 結果
  1-5 考察
 2 研究1
  2-1 問題
  2-2 方法
  2-3 結果と考察
 3 研究2
  3-1 問題
  3-2 方法
  3-3 結果と考察
 4 3章の総括 
4章 算数文章題解決における文章題の生成と理解の分析
 1 本章の背景 
 2 研究3
  2-1 目的
  2-2 方法
  2-3 結果と考察
 3 研究4
  3-1 目的
  3-2 方法
  3-3 結果と考察
 4 研究5
  4-1 目的
  4-2 方法
  4-3 結果
  4-4 考察
 5 研究6
  5-1 
  5-2 方法
  5-3 結果
  5-4 考察
 6 4章の総括 
5章 算数文章題解決における下位過程の分析
 1 本章の背景 
 2 研究7
  2-1 目的
  2-2 方法
  2-3 結果
  2-4 考察
 3 実験2
  3-1 目的
  3-2 方法
  3-3 結果
  3-4 考察
 4 実験3
  4-1 
  4-2 方法
  4-3 結果
  4-4 考察
 5 研究8
  5-1 目的
  5-2 方法
  5-3 結果
  5-4 考察
 6 5章の総括
6章 全体的総括
 1 全体的考察 
 2 算数問題解決からみた教授―学習過程
本文中における注
引用文献
著者多鹿秀継 著
発行年月日1996年09月30日
頁数188頁
判型 A5
ISBNコード978-4-7599-0991-3

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