子どものディスコースの発達
物語産出の基礎過程
定価:
12,100
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- 目次を表示します。
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第1章 序論
1-1 物語の機能の究明の開始
1-2 物語産出において利用される知識
1-3 物語についての心理学的研究
1-4 ディスコースの産出過程について
1-5 物語の産出過程の仮定
1-6 物語の産出について解かれるべき3つの問題
1-7 本論で用いる研究方略
第2章 物語の創造―既有知識の利用―
2-1 [実験1]:既有知識の利用
2-2 物語の発達
第3章 物語の統括性―目標の役割―
3-1 [実験2]:目標の役割
3-2 く目標>情報はどのような知識を賦活するのか?
第4章 物語の統括性―<欠如一補充>枠組みの役割―
4-1 [実験3]:<欠如―補充>枠組みの賦活
4-2 <欠如―補充>枠組みは賦活されたか?
4-3 [実験4]:<欠如―補充>枠組みの機能
4-4 欠如情報がなぜ物語に統括性をもたらすか
第5章 物語の統括性―プラン能力の発達―
5-1 文章産出におけるブラニソグ
5-2 [実験5]:発端―結末の統合
5-3 物語の産出過程で何が起ったか?
第6章 物語の統括性―因果関係の枠組みの成立―
6-1 因果関係の理解
6-2 [実験6]:2つの出来事の統合
6-3 逆向条件で使われる方略
6-4 [実験7]:≪逆順方略≫を適用する条件は何か?
6-5 [実験8]:訓練の効果
6-6 因果的統合と産出を可能にする条件は何か?
第7章 物語の統括性―物語産出過程の制御―
7-1 [実験9]:物語産出過程の制御
7-2 [実験10]:モニター機能の獲得の条件は何か?
第8章 総合的考察
8-1 本研究の知見の総括
8-2 物語の発達とそれを支える認知的基盤の整序
8-3「物語ること」の発達における意義
8-4 今後の課題
引用文献
付録
謝辞